大学生の登山隊 ヒマラヤ未踏峰に初登頂の快挙


【映像】大学生らによる初登頂の瞬間

 青山学院大学、中央大学、東京大学、立教大学の山岳部に所属する5人からなる日本山岳会学生部の登山隊が、ヒマラヤ山脈の未踏峰に初登頂した瞬間の映像です。

「はぁ…サミット着いた。うれしい。うれしい」

 5人が10月12日に初登頂したのは、ネパールのヒマラヤ山脈の標高6524mの未踏峰プンギです。午後0時19分のことでした。

 メンバーは立教大学4年の中沢将大さんと横道文哉さん、青山学院大学4年の井之上巧磨さん、東京大学4年の尾高涼哉さん、中央大学3年の芦沢太陽さんの5人です。

 プンギ峰はアンナプルナ山域のペリヒマール山群にあり、おととし秋に日本の別の登山隊が初挑戦しましたが登ることができず、未踏のままでした。

 5人は9月5日に日本を出国してネパールに入り、登山の準備を整えて10日に首都カトマンズを出発しました。

 車で行けるところまで進んだあとは標高が上がるため、薄い空気に体を慣らすため高度順化をしながらキャラバンして21日に標高4700mの地点にベースキャンプを設営しました。その後、プンギ峰の南西尾根上の標高5000m地点にキャンプ1、標高5500mにキャンプ2、そして、標高6200mの地点にハイキャンプを設営しました。

 10月5日、ハイキャンプを出発し1回目の頂上アタックを試みましたが、切り立った険しい稜線に阻まれて退却。ベースキャンプに下りて態勢を整えてから12日に2回目の頂上アタックで難所を突破し、午後0時19分に初登頂に成功しました。(ANNニュース)

ABEMA TIMES編集部



Source link