ロシアのプーチン大統領は22日、同国中部カザンでの新興国グループ「BRICS」首脳会議開幕に合わせ、インドのモディ首相、中国の習近平国家主席と個別に会談した。
ウクライナ侵攻を続けるロシアに対し、中立的か融和的な立場を取る加盟国やパートナー国との良好な関係をアピールし、国際的な孤立回避を図りたい考えだ。
首脳会議は22日の非公式夕食会でスタート。23日から加盟国による全体会合やパートナー国も含めた拡大会合を開き、共同宣言を採択して24日に閉幕する。
習氏の訪ロは昨年3月以来で、プーチン氏との会談は今年7月にカザフスタンで実施してから3カ月ぶり。プーチン氏は冒頭で「中国との協力が世界を安定化させている」と主張。習氏は「ロシアとの世代を超えた友情は変わらない」と応じた。