元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(58)が、23日放送の日本テレビ系「1周回って知らない話SP」(後7・00)にゲスト出演し、愛娘への教育方針について語った。
【画像】こんな時もあった…大谷翔平(右)は長嶋一茂からインタビューを受け緊張の表情
一茂は、妻と20歳になる双子の娘の4人家族。娘は2人とも海外留学中という。番組では、家庭での一茂について3人にアンケートを行い、その結果が公表された。
家での一茂は、愛娘を溺愛するパパだという。次女は「溺愛されてるって自分で言えるほど、本当に甘々で、今まで怒られたことがないです」と回答。長女も「超がつくほど娘が好きです」と答え、「うちの家族が変なのかもしれませんが、うちはみんな距離が近くてべったりです」と、幸せな家族の距離感を明かした。イメージとは違う家での様子に、スタジオには驚きの声が広がった。
次女は「パパと一緒のベッドで寝ることもあるし、膝の上に乗ることもあります」とも回答し、スタジオにはさらなる驚きが。「パパは私たちが3歳の時から時が止まっているので、夜眠れない時は、小さいころよくしてくれた『こんこんぎつね』や『バナナ列車』というパパ作のストーリーをいまだに聞かせてくれます。友達に話すと、引かれたので、変みたいです」とも明かした。
一茂によると、次女には反抗期があったという。「次女は“あった”と言うんだけど、俺が気づいてない。“パパ、あったんだよ。パパとしゃべるのも嫌だし、近づくのも嫌だって時があった”。だけど、俺が気づいてない」。また「長女はたぶん、反抗期はない」と付け加えた。
教育方針も一茂らしいものだった。次女は「一度もやりたいことに対して否定されたことがありません。一度も勉強しなさいと言われたこともありません」と回答した。
これについて、一茂は「一番幸せなのは、バカで健康。一番不幸なのは、頭がよくて不健康」と持論を口に。「何が言いたいかというと、“バカで健康なのが一番幸せだから、勉強なんかできなくていい”って、ずっと言ってきた。それよりも健康の方が大事だと」と、その理由を明かした。
「ママは“勉強しなさい”と言う方だったから、俺は良い方の役割を取りたいって。ママには申し訳ないと思うけど」。しかし、そんな激甘教育には、少し後悔もあるという。「今になって、“パパ何であの時怒ってくれなかったの?”って。ママは怒っているから、向き合ってくれているという感触で。“パパは怒らなきゃいけない時、怒ってないから、私と向き合ってないじゃない?”って、今感触を持っているような気がする」。自身の感覚を口にしつつ、「難しいなって、教育が」とつぶやいていた。