年収3億から激減…石田純一(70)、電車通いで焼肉店で働く現在「ゴルフの会員権、車、家、全部売りましたよ」


【映像】焼肉店で接客する石田純一(70)

 取材日当日、石田が待ち合わせ場所に指定してきたのは…自身の店がある船橋の駅。都内の自宅からおよそ1時間半電車を乗り継いで通っているという石田。

ーー船橋に出店した理由は?

石田:ちょっと通ると…船橋ってセンベロ?千円でベロベロになるすごく安くて、まあまあおいしい、でもめちゃめちゃ安いお店が結構あって。普段だったらそうですね、もう4時5時、土日だと3時ぐらいからみんな飲んで酔っ払ってます。そういうところがいいかなと。

ーー石田さんなりのリサーチがあってなのですね。

石田:そうそう。この辺の雰囲気が自分の中の船橋。こういうところに来てたんですよ。そういうところで最初からこの辺狙っていて。この辺の高層マンションなんかはまだ駅前にできるんですけれども。自分たちも買えないような高級な高層マンション。

ーー石田さんでもですか?

石田:買えない、買えない。はっきり言うと“絶対失敗できない”っていうのはあったので。ここなんですけど。なんか一軒家みたいな。ここ1個独立していて、すごくいい物件だなと。

ーーお店はいつから始めたんですか?

石田:去年の5月です。

ーー店名はどうやって決めましたか?

石田:昔それこそ小泉純一郎元首相にお会いした時「じゅんちゃん!同じ“じゅんちゃん”だから頑張ろうな」って言われて。看板の文字は自分で書きました。

ーー直筆なんですか?

石田:はい。自分たちのアイデンティティっていうか。

ーーどれくらいの時間働かれているんですか?

石田:基本的に午後5時から午後10時半。自分はほとんどラストまでいます。要するに午後11時25分発の船橋の駅発が最終なんですよ。自分のお家帰るのに。で、時計見ると大体1時です。だから1時間半かかります。

 2023年5月オープン。船橋駅から徒歩3分の「炭火焼肉ジュンチャン」は、品質にこだわって仕入れた、上質な国産牛を炭火で楽しめる焼肉店。石田が店に来た際は、ホール業務を担当するそうだ。肉の品質だけではなく、焼く炭にもこだわりをもつ石田。芸能人であることを忘れさせるような働きぶりで、石田自ら、お客さんをもてなす。

ーー学生の時にこういうバイトをしていたのですか?

バイトは皿洗いのバイトをしてました。役者になってから、劇団員の頃。ま、唯一親に誉められたっていうか。うちの親父に褒められた記憶は無いけど。朝早いから、うち出る時は真っ暗。その時に親父とリビングルームで鉢合わせして「おお」「こんな朝早くどこ行くんだ」って言われて。「バイトで皿洗い行っていきます」って言ったら「皿洗いってまだやってんのか」って。2年やってたんですけど、「やってます」って言ったら「そうか、偉いな」って言われて。



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