【京都観光】橋の上の秘境駅!JR保津峡駅とトロッコ保津峡駅を巡る旅

京都の絶景!保津峡に佇む2つの駅

京都の豊かな自然と歴史を感じられる嵯峨野線。その中でも、今回は「保津峡駅」に注目します。実は保津峡駅には、JRと嵯峨野観光鉄道、2つの駅が存在するのです。

始まりは信号場だったJR保津峡駅

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JR保津峡駅は、1929年に列車交換のための信号場として誕生しました。その後、駅へと昇格し、保津川の渓谷沿いに位置する風光明媚な駅として親しまれてきました。1989年には新線開通に伴い現在の場所に移転、トンネルに挟まれた橋の上という、独特な景観を持つ駅となりました。

ホームからは保津川下りを見下ろすことができ、自然の力強さを感じられます。周囲は緑に囲まれ、まさに都会の喧騒を忘れることができる癒やしの空間と言えるでしょう。

レトロな雰囲気が魅力!トロッコ保津峡駅

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JR保津峡駅から保津川にかかる橋を渡ると、そこにはかつての保津峡駅、現在のトロッコ保津峡駅があります。1991年、嵯峨野観光鉄道が開業した際に、旧駅がトロッコ保津峡駅として生まれ変わりました。

レトロな雰囲気漂う駅舎は、映画やドラマのロケ地としても使用され、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。ホームには可愛らしい信楽焼のタヌキの置物が置かれ、訪れる人々を出迎えてくれます。

2つの駅を結ぶ絶景ハイキングコース

JR保津峡駅からトロッコ保津峡駅までは、徒歩約15分のハイキングコースが整備されています。保津川沿いを歩く道は、春には桜、秋には紅葉と、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。

道中には、小説やドラマの舞台となった場所も点在しており、作品の世界観に浸りながら歩くのもおすすめです。

まとめ:2つの保津峡駅を満喫しよう

2つの顔を持つ保津峡駅。都会の喧騒を離れ、自然豊かな景色とレトロな雰囲気を味わってみませんか?

JR嵯峨野線と嵯峨野観光鉄道を乗り継げば、それぞれの駅から違った魅力を楽しむことができます。ぜひ一度、足を運んでみてください。