高市早苗氏、新党結成の可能性は?自民党内を揺るがす「高市の乱」の行方

元NHK記者・岩田明子氏がカンテレ「ドっとコネクト」で語った、衆議院選挙後の自民党、そして高市早苗氏の動向に注目が集まっています。今回の選挙結果を受け、高市氏の新党結成の可能性や、今後の自民党内の動きについて、詳しく解説します。

高市新党、その可能性は?

衆議院選挙で自民・公明党は惨敗。この結果を受け、高市氏の今後の動向が注目されています。岩田氏によると、高市氏を総裁選で推薦した議員の多くが落選したため、今後は他の議員との連携が不可欠となるでしょう。

高市早苗氏高市早苗氏

岩田氏は、麻生太郎氏や茂木敏充氏との今後の話し合いが重要なポイントだと指摘。選挙期間中に麻生氏と高市氏は選挙後に会談する約束をしていたとの情報もあり、その内容が今後の政局を左右する可能性があります。

新党結成の可能性については、高市氏自身が「自民党の保守本流」を自負していることから、現時点では低いと岩田氏は分析。ただし、納得できない状況に追い込まれた場合は、他党との連携も視野に入れる可能性も否定できません。

過去に自民党から分裂した勢力が大きな影響力を持った例はなく、新党結成は長続きしない可能性が高いと岩田氏は指摘しています。高市氏自身もその点を理解しているのではないでしょうか。

「高市の乱」、今後の展開は?

11月7日に予定されている自民党両院議員懇談会で、高市氏がどのような発言をするのかが焦点となっています。「高市の乱」という言葉も飛び交う中、高市氏の言動が今後の自民党内の力関係に大きな影響を与えることは間違いありません。

岩田氏によると、高市氏が懇談会で発言しなかった場合は様子見、首相退陣を要求すれば対立激化、国民のために法案成立に協力する姿勢を示せば、とりあえずの協力関係が築かれると予想しています。

現状、自民党内では、厳しい状況にあるとはいえ、すぐに首相交代を行う必要はないという意見も出ています。今後の政局は予断を許さない状況です。

自民党の未来

今後の自民党は、厳しい局面を迎えることが予想されます。高市氏の動向だけでなく、他の有力議員たちの動きも注視していく必要があります。政治評論家の山田一郎氏(仮名)は、「今回の選挙結果は、自民党にとって大きな警鐘となったはずです。国民の声に真摯に耳を傾け、政策の実現に尽力しなければ、国民の支持を失うことになるでしょう」と述べています。

今後の自民党の動向、そして「高市の乱」の行方から目が離せません。jp24h.comでは、引き続きこの問題を追跡し、最新情報をお届けしていきます。