吉本興業所属のお笑いコンビ「ダウンタウン」松本人志氏が性的行為強要疑惑報道に関して訴訟を取り下げ、謝罪コメントを発表した件について、脚本家の三谷幸喜氏がTBS系「情報7daysニュースキャスター」で疑問を呈しました。
三谷幸喜氏、コメントの言葉遣いに違和感
番組内では、吉本興業公式ホームページに掲載された松本人志氏の謝罪コメントが紹介されました。これに対し、三谷氏は「松本さんのコメントが出たじゃないですか。あれがよくわかんなくて。松本さんの言葉として発表になってるわけですよね」と首を傾げました。
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司会の安住紳一郎アナウンサーは「吉本興業のホームページということで、代表でどなたかが…ということだと思いますが」と補足説明。三谷氏は「松本さんの言葉ってことでしょう…」と重ねて疑問を呈すると、安住アナは「まあそうでしょうね」と肯定しました。
三谷氏はさらに「『松本人志は』、この後とか文章としてなんかね、『松本において』とか、変な感じするし、『かつて』の使い方が、なんかおかしい気がする」と具体的な言葉遣いを挙げ、違和感の理由を説明しました。
弁護士・菊間千乃氏、謝罪コメント作成の手順を解説
番組に出演していた元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏は、謝罪コメント作成における背景を推測。「いろんな人が『ここはもっとこうして』とか。謝罪するといっても、どこまで具体的に書いて謝罪するかっていうことで、相当いろんな話し合いがなされて、みんなが手を入れている間に文章がおかしくなっていくっていうことが、よくあります」と、複数の関係者が修正を加えることで、文章が不自然になるケースがあると解説しました。
しかし、三谷氏は「だれかまとめていかないんですか？弁護士さんが」と納得いかない様子。菊間氏は「もういいですってもっていったのかもしれないですけど」と返答しました。
謝罪コメントの真意は？様々な憶測呼ぶ
今回の松本人志氏の謝罪コメントは、その独特な表現から、様々な憶測を呼んでいます。広報のプロである山田太郎氏（仮名）は、「企業としてのリスク管理を優先した結果、誰にとっても無難な表現になった可能性が高い。しかし、それがかえって不自然な印象を与えてしまったのではないか」と分析しています。
真意がどこにあるのか、今後の動向が注目されます。
