嵐のデビュー25周年を記念して、未公開MVを含む71曲がYouTubeで一挙公開されました。ファンにとっては嬉しいサプライズですが、中でも「P・A・R・A・D・O・X」のMVには、長年謎とされていた“幻の演出”が含まれており、話題を呼んでいます。今回は、そのMVに隠された秘密に迫りつつ、改めて「P・A・R・A・D・O・X」の魅力を再発見してみましょう。
嵐 P・A・R・A・D・O・X MV YouTube公開
大人の色気を爆発させる「P・A・R・A・D・O・X」とは?
「P・A・R・A・D・O・X」は、2013年にリリースされたアルバム『LOVE』のリード曲。当時、“嵐史上、もっともキケンなアルバム”と謳われた本作を象徴する、妖艶でセクシーなダンスナンバーです。大野智さんと二宮和也さんのハイトーンボイス、櫻井翔さんの低音ラップなど、ボーカルワークの妙技もさることながら、ビヨンセの振り付け師としても知られるジャケル・ナイト氏によるキレのあるダンスは、嵐の新たな一面を引き出しました。ダークスーツに身を包んだ5人のメンバーが醸し出す大人の色気は、多くのファンを魅了しました。
長年の謎!「P・A・R・A・D・O・X」MVの“幻の演出”
今回YouTubeで公開された「P・A・R・A・D・O・X」MVで注目すべきは、「ARASHI」「PARADOX」という文字が画面にオーバーレイ表示される演出です。実はこの演出、アルバム『LOVE』初回限定盤に収録されたMVには存在せず、ワイドショーなどで放送されたのみの“幻の演出”でした。
嵐 LOVE アルバムジャケット
その後、2019年に発売されたビデオ・クリップ集『5×20 All the BEST!! CLIPS 1999-2019』で、この演出が加えられたバージョンが収録されました。 なぜ初回限定盤にはこの演出がなかったのか、真相は未だ不明です。制作上のミスか、それとも意図的なものだったのか…様々な憶測が飛び交っています。例えば、音楽業界に詳しいA氏(仮名)は、「当時の技術的な制約や、クリエイティブな意図による変更の可能性もある」と指摘しています。
YouTube版でついに完全版が公開!
YouTubeで公開されたバージョンは、ビデオ・クリップ集と同じく、文字演出が含まれています。つまり、これが正式な「P・A・R・A・D・O・X」MVの完成版と言えるでしょう。長年の謎が解明されたことで、ファンからは喜びの声が上がっています。
「P・A・R・A・D・O・X」は、楽曲、ダンス、そしてMVの演出、全てが完璧に調和した、嵐の代表曲の一つです。今回YouTubeで公開されたことで、より多くのファンにこの魅力が伝わることを期待しています。ぜひ、改めて「P・A・R・A・D・O・X」の世界観に浸ってみてください。