【追悼】小林すすむさん遺作『踊る大捜査線 THE FINAL』リマスター版放送で偲ぶ声多数

『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』のリマスター版がフジテレビで16日に放送され、故・小林すすむさんの演技に改めて注目が集まりました。同作が遺作となった小林さんの姿に、多くの視聴者がSNS上で追悼の意を表しています。

記憶に残る名バイプレイヤー、小林すすむさん

湾岸署の中西修係長役として、新スリーアミーゴスの一員として、コミカルな演技で物語に彩りを添えてきた小林すすむさん。真下正義(ユースケ・サンタマリア)を署長として持ち上げるシーンは、魚住係長(佐戸井けん太)との絶妙な掛け合いが今でも記憶に残る名シーンです。

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病魔と闘いながら撮影に挑んだ最後の勇姿

しかし、この映画の撮影直後、小林さんは肝硬変と末期の胃がんとの診断を受け、入院。松本潤さん、小栗旬さん、井上真央さんなど、「花より男子」で共演した俳優仲間も見舞いに訪れたといいます。闘病生活の末、2012年5月16日に58歳という若さでこの世を去りました。

視聴者から寄せられた追悼の声

放送後、SNS上では「痩せているように見えた」「この頃から既に闘病中だったのか」「最期までやりきった小林すすむさんを思い出すと切なくなる」「新スリーアミーゴスは彼以外考えられない」「小林すすむさんforever」「もう10年以上経つのか…」など、多くの追悼コメントが寄せられています。

偉大な俳優の功績を振り返る

小林すすむさんは数々のドラマや映画に出演し、名バイプレイヤーとして活躍。独特の存在感とコミカルな演技で、多くの視聴者に愛されました。『踊る大捜査線』シリーズの中西係長役は、彼の代表作の一つと言えるでしょう。

「踊る」シリーズにおける中西係長の存在感

中西係長は、時に上司に媚びへつらい、時に部下に威張り散らす、一見頼りないキャラクター。しかし、そのコミカルな言動の裏には、警察官としての強い責任感と仲間への深い愛情が隠されていました。小林さんの演技によって、中西係長は人間味あふれる魅力的なキャラクターへと昇華され、物語に欠かせない存在となりました。

永遠に記憶に残る名演技

今回リマスター版が放送されたことで、改めて小林すすむさんの演技の素晴らしさを実感した人も多いのではないでしょうか。彼の遺した作品は、これからも多くの人々の心に生き続けることでしょう。 『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は、小林すすむさんの俳優魂が込められた、まさに集大成と言える作品です。