フジテレビの鈴木唯アナウンサーが、11月14日深夜0時25分にスタートする新番組「Lady Go」(毎月1回木曜深夜放送)のMCを務める。女性の心と体にまつわる情報をアップデートするという番組で、初回は、乳がんであることを公表したタレントの梅宮アンナさんをゲストに、「9人に1人が“なる時代”だから…乳がんをアップデート」と題して放送する。初回の収録後、鈴木アナと、今年度入社した進行役の上垣皓太朗アナウンサーに見どころや意気込みを聞いた。
--初回の収録を終えた感想は?
鈴木アナ:いまちょうど30歳で、女性の体についての話題が気になってくる年ごろです。身近なトピックスで自分の近くにはあるはずなんですけど、きっかけがないと知ることがありませんでした。梅宮さんがなんでも語ってくださったので、自分だけではなく、周りのみんなも変わるきっかけになればいいなと思いました。
上垣アナ:乳がんというのは自分とは遠い存在だと思っていました。それは自分が男性であり、23歳で若いという理由なんですが、でもよく考えれば男性も乳がんになるし、若くてもなるし、身近な人がなる可能性もあるので、全然遠くない話題。今回、その距離が少し埋まった感じです。梅宮さんががんについて語る言葉を持っていらっしゃったので、梅宮さんの過ごしている世界が視聴者の方にも伝わるといいなと思いました。
--番組を通して、視聴者にどんな変化が生まれていったらいいと思いますか?
鈴木アナ:まずは検診に行くことです。私自身も、会社から婦人科検診に行くように言われていても、正直2、3年に1回しか行っていなかった。それは忙しさと、万が一なんかあったらどうしよう?と不安になりそうで、知らないふりをしておこうという気持ちが心のどこかにあったからだと思います。でもそのままにしてしまったら、もっと大変なことになるので、やっぱり検診にみんなが行けるといいなと思います。