職場のコミュニケーション:飲みニケーションは本当に必要? 最新調査で不要派が過半数超え!

職場でのコミュニケーション、特に「飲みニケーション」の必要性について、近年議論が活発化しています。2024年11月23日の勤労感謝の日に、日本生命が興味深いアンケート調査結果を発表しました。なんと、仕事終わりの飲み会を「不要」「どちらかといえば不要」と考える人が56.4%と、半数以上を占めたのです。

飲みニケーション不要派が増加傾向?その背景にあるものは?

この数字、実は年々増加傾向にあります。一昨年は54.4%、昨年は55.2%と、徐々に上昇しているのが分かります。では、なぜ飲みニケーションに否定的な人が増えているのでしょうか?

飲みニケーション不要の理由:気を遣う、仕事の延長と感じる

アンケートでは、飲みニケーションを不要と考える理由も調査されました。最も多かったのは「気を遣うから」で48.3%。次いで「仕事の延長と感じるから」が33.7%という結果でした。プライベートな時間を犠牲にしてまで、職場の人間関係に気を遣いたくないという本音、そして飲み会も仕事の一環と感じてしまう人が多いことが伺えます。

飲み会イメージ飲み会イメージ

コロナ禍で変化した働き方、生活スタイルの影響

ニッセイ基礎研究所 生活研究部 准主任研究員の小口裕氏は、この結果について「コロナ禍によって生まれた新しい働き方や生活スタイルが着実に根付いていることがうかがえる」と分析しています。リモートワークの普及などにより、オンとオフの切り替えが明確になり、プライベートな時間を大切にしたいという意識が高まっていると考えられます。

職場コミュニケーションの新たな形とは?

飲みニケーションに代わる、新しいコミュニケーションの形も模索されています。例えば、オンラインでの懇親会や、ランチタイムを活用した気軽な情報交換など。それぞれのライフスタイルに合わせた、多様なコミュニケーション方法が求められています。

ランチミーティングイメージランチミーティングイメージ

飲みニケーションの未来

今回の調査結果から、飲みニケーションのあり方が問われていることが明らかになりました。今後、企業は従業員の多様なニーズを尊重し、より柔軟なコミュニケーションスタイルを構築していく必要があるでしょう。職場の人間関係を円滑にするためには、必ずしも飲みニケーションが必須ではないのかもしれません。

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