結婚からわずか2年、韓国の人気アイドルグループT-ARAのジヨンとプロ野球選手、黄載均が破局したというニュースが世間を驚かせています。二人の結婚生活は終止符を打つことになりましたが、特に注目が集まっているのは、約11億円とも言われる高級マンションの財産分与です。今回の記事では、二人の破局と、そのマンションの行方について詳しく見ていきましょう。
夢の結婚生活から一転、破局の真相
2022年12月、華々しい結婚式を挙げたジヨンと黄載均。まさに絵に描いたような幸せなカップルでしたが、結婚生活は長くは続きませんでした。破局の理由については公式な発表はありませんが、様々な憶測が飛び交っています。アイドルとスポーツ選手という、異なる世界で活躍する二人の生活には、想像以上の困難があったのかもしれません。
T-ARAジヨンと黄載均選手の結婚式写真
11億円マンションの所有権は?財産分与はどうなる?
二人の破局報道で最も関心を集めているのが、ソウル市松坡区蚕室洞にある高級マンション「ロッテ・シグニエル・レジデンス」の行方です。約11億円という価格もさることながら、このマンションは黄載均が結婚1年前に取得しているという点が重要です。
韓国の法律では、結婚前に取得した財産は「特有財産」とされ、原則として財産分与の対象外となります。結婚生活がわずか1年半であったこと、ジヨンのマンションへの金銭的貢献度が低いと考えられることから、マンションは黄載均の所有となる可能性が高いと見られています。
専門家の見解
韓国の家族法専門家、キム・ソンホ弁護士(仮名)は、「特有財産は、婚姻期間中にその価値が増加した場合でも、原則として財産分与の対象にはなりません。ただし、相手方がその財産の維持や増加に貢献したと認められる場合は、例外的に寄与分が認められる可能性があります」と指摘しています。今回のケースでは、ジヨンの寄与分が認められる可能性は低いと予想されます。
新たな人生のスタート
破局という結果にはなりましたが、ジヨンと黄載均はそれぞれ新たな人生を歩み始めています。ジヨンはT-ARAのメンバーとして、また女優として、黄載均はプロ野球選手として、それぞれの分野での活躍が期待されます。
この一件は、結婚と財産分与について改めて考えさせられる出来事となりました。二人の今後の幸せを願うとともに、今後の動向にも注目していきたいと思います。