韓国・京畿道抱川市で、小学生の女児2人が中学生の集団から暴行を受ける痛ましい事件が発生しました。JTBCの番組「事件班長」が報じたこの事件は、8月8日に起こりました。中学1~2年生の加害者グループは、SNS上で被害女児とその友人が「陰口を言った」と因縁をつけ、近隣の小学校に呼び出したとされています。
陰口を理由に小学生を呼び出し…集団暴行の恐ろしい実態
加害者たちはまず被害女児らの携帯電話を奪い、その後、平手打ちや髪の毛を引っ張るなどの暴行を加えました。さらに、蹴り倒したり、無理やり2人に殴り合いをさせるなど、凄惨な行為を繰り返したとされています。
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現場では「顔を殴れ」「目を狙え」といった暴言が飛び交い、被害女児が「やめてください」と懇願しても、加害者たちは全く聞く耳を持たなかったとのこと。そして、帰り際には「警察に通報すれば、お前もお前の親もレンガで殴り殺す」と脅迫までしたといいます。まるで映画のワンシーンのような、信じがたい出来事です。
謝罪なし、開き直る加害者…被害女児はPTSDの恐れも
母親はすぐに警察に通報しましたが、加害者側からは一切の謝罪がないまま。触法少年に該当する加害者の一人は、「だから何?勝手にすればいい。金を払えばいいんでしょ」と開き直る始末です。
被害女児は現在、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状に苦しみ、学校にも通えていない状態。母親は「触法少年であることを盾に罰を逃れようとしている。厳罰を望む」と訴えています。
専門家の見解:子供の暴力の深刻化と対策の必要性
児童心理学専門家の山田先生(仮名)は、この事件について「近年、子供たちの間での暴力行為が深刻化しています。SNSの普及により、容易に他人を攻撃したり、集団心理に流されてしまうことが背景にあると考えられます。学校や家庭だけでなく、社会全体で対策を講じる必要があります」と警鐘を鳴らしています。
京畿北部警察庁が捜査中…今後の展開に注目
京畿北部警察庁は現在、捜査を進めていると発表しています。今後の捜査の進展と、加害者に対する適切な処罰が望まれます。また、被害女児とその家族へのケアも重要であり、二度とこのような痛ましい事件が起こらないように、社会全体で対策を強化していく必要があるでしょう。
この事件は、現代社会における子供たちの安全と、暴力の根絶に向けた取り組みの重要性を改めて問いかけるものとなっています。jp24h.comでは、引き続きこの事件の進展を見守り、最新情報をお届けしていきます。