古事記の世界が現代に!?藤原竜也主演「全領域異常解決室」で神様が大活躍!

現代社会に潜む神様たちが、科学では解明できない超常現象に挑む――。藤原竜也さん主演のドラマ「全領域異常解決室(ゼンケツ)」が話題沸騰中です。一見するとミステリーや刑事ドラマ風でありながら、古事記の神々が登場するなど、他に類を見ない斬新な世界観が視聴者を魅了しています。今回は、このドラマの魅力を紐解いていきましょう。

連続神隠し事件の真相は? 古事記の神々が現代に転生!

物語は、警察の特殊部署「全領域異常解決室(ゼンケツ)」に配属された雨野小夢(広瀬アリスさん)が、室長代理の興玉雅(藤原竜也さん)らと共に、連続神隠し事件を追うところから始まります。衣服だけが残され、肉体だけが消えるという不可解な事件。犯人は、古事記に登場する伝説の異端の神「ヒルコ」と呼ばれ、世間を騒がせています。

広瀬アリスと藤原竜也広瀬アリスと藤原竜也

捜査が進むにつれ、驚くべき事実が明らかになります。なんと、捜査に関わるメンバーたちが、古事記の時代から転生を続けている神様だったのです! 第6話で興玉が「僕も神です」と明かしたシーンは、SNS上で大きな反響を呼びました。

「私も神なんですね」―記憶を失った神様、雨野小夢の正体とは?

続く第6~7話では、小夢もまた神であることが判明。数ヶ月前に神隠し事件に巻き込まれ、記憶を失っていた彼女こそが、ゼンケツの元室長だったのです。「私も神なんですね」という小夢のセリフに、再びSNSは熱狂の渦に巻き込まれました。

興玉は猿田毘古神とゆかりの深い「太田神」や「興玉神」、小夢は天宇受売命の転生。その他にも、猿田毘古神(迫田孝也さん)、豊玉毘売命(福本莉子さん)、宇迦之御魂神(小日向文世さん)、大国主命(吉田鋼太郎さん)、月読命(石田ひかりさん)など、錚々たる神々が現代に集結しています。

複雑な人間関係、そして日本神話の奥深さ

日本神話に詳しい方なら、それぞれの神様の関係性や役割がすぐに理解できるでしょう。しかし、そうでない方にとっては、誰が誰なのか、名前すら読めないといった難しさもあるかもしれません。「全領域異常解決室」というタイトルもそうですが、とっつきにくい言葉が多いのも、このドラマの特徴と言えるでしょう。ちなみに、ゼンケツの所在地は神社の境内という設定も興味深いですね。

(架空の専門家A氏)「このドラマは、エンターテイメントとして楽しめるだけでなく、日本神話を学ぶ良いきっかけにもなります。神様たちの意外な一面や、現代社会とのギャップに注目してみると、より一層面白さが増すでしょう。」

ゼンケツの活躍から目が離せない!

神様たちが現代社会でどのように事件を解決していくのか、今後の展開に期待が高まります。複雑な人間関係や、日本神話の奥深さも織り交ぜながら、物語はますます盛り上がりを見せることでしょう。「全領域異常解決室」、ぜひご覧ください!