愛子さま23歳のお誕生日!秋の園遊会で雅子さまと見せた優美な着物リンクコーデ

愛子さまが12月1日、23歳のお誕生日を迎えられました。この1年は社会人として新たな一歩を踏み出され、単独での地方公務も経験されるなど、大きく成長された愛子さま。11月には2度目の秋の園遊会に出席され、その際のお着物姿が大きな話題となりました。雅子さまとお揃いの要素を取り入れた、優美な京友禅の振袖姿に注目が集まりました。本記事では、愛子さまの着物に込められた意味や、雅子さまとのリンクコーデについて詳しく解説します。

愛子さま、秋の園遊会で輝きを放つ

秋の園遊会で、愛子さまは紅花染めのような淡い色合いの三つ紋付き本振袖をお召しになられました。未婚女性の第一礼装であるこの格式高い着物は、愛子さまの優しく穏やかな雰囲気にぴったりと調和し、その場に華を添えていました。

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招待者の方々と交流される際には、相手の目線に合わせてかがみ、時折ジェスチャーを交えながらにこやかに言葉を交わされるなど、愛子さまの自然体で温かいお人柄が垣間見える場面もありました。

最高峰の京友禅に込められた想い

愛子さまの振袖は、袖に内廷皇族だけが用いることができる「十六葉八重表菊」の菊紋があしらわれた、まさに最高峰の京友禅。著名人の顧客も多い京友禅専門店の店主、原巨樹氏(仮名)は、「現代では振袖に家紋を入れることは少なくなりましたが、皇室の方々の着物姿は、家紋の持つ意味や伝統の重みを改めて感じさせてくれます」と語ります。帯の正面には、皇室の象徴である菊を思わせる意匠が施され、気品と風格をさらに際立たせていました。

雅子さまとの絆を象徴する着物リンクコーデ

愛子さまが初めて出席された春の園遊会とは異なり、今回の秋の園遊会では、雅子さまが愛子さまに視線を送られることはほとんどありませんでした。これは、愛子さまへの信頼の証であり、お二人の揺るぎない絆を感じさせるものでした。

そして、注目すべきは雅子さまと愛子さまの着物に見られる「リンクコーデ」。原氏によると、お二人の着物と帯には、いくつかの共通点が見られるといいます。

雅子さまと愛子さま、帯で繋がる絆

まず一つ目の共通点は、帯です。お二人が締められていたのは、西陣織の帯で、「舞楽菱」という同じモチーフが用いられています。この舞楽菱は、雅楽の舞で用いられる装束にも見られる伝統的な文様です。

母娘の深い愛情が伝わる装い

愛子さまの振袖姿は、伝統と格式を重んじながらも、若々しさや愛らしさが溢れる、まさに愛子さまにふさわしいものでした。そして、雅子さまとのさりげないリンクコーデは、母娘の深い愛情と信頼関係を象徴しているかのようでした。今後のご活躍がますます期待される愛子さま。23歳のお誕生日、心よりお祝い申し上げます。