小倉智昭さん、最愛の妻に見守られ永眠 笠井信輔アナが最後の moments を語る

小倉智昭さんが12月9日、77歳で永眠されました。膀胱がんとの長い闘病生活の末、最期は愛妻と愛犬に見守られながら、安らかに息を引き取られたとのこと。フジテレビ「めざまし8」に出演した笠井信輔アナウンサーが、小倉さんの妻から聞いたという最期の moments を涙ながらに語りました。

長年の闘病生活、そして最期の時

小倉さんは2016年に膀胱がんを公表し、肺、腎臓、骨盤、腰椎へと転移を繰り返しながらも、闘病生活を続けられてきました。11月23日放送の「小倉ベース」では、自宅でEXILEのHIROさんと談笑するなど、元気な姿を見せていましたが、その後体調が急変し入院。12月4日には髄膜への転移が判明し、医師から「これ以上治療法はありません」と告げられたそうです。

小倉智昭さんとEXILE HIROさん小倉智昭さんとEXILE HIROさん

奥様は小倉さんの「全てを知りたい」という思いを尊重し、病状を全て伝えました。その後、自宅に戻り、マネージャー、奥様、緩和ケアスタッフの24時間体制での介護が始まりました。

そして12月9日15時8分、マネージャーがたまたま席を外した際、小倉さんは静かに息を引き取られました。その瞬間、奥様と2人きりだったそうです。笠井アナは「最期に奥様と2人きりで過ごせたことが、小倉さんにとってどれだけ幸せだったか」と語り、涙をこらえることができませんでした。

愛犬に見守られ、安らかな最期

小倉さんが息を引き取った後、愛犬が顔をペロペロとなめていたというエピソードも明かされました。長年連れ添った愛犬に見送られ、自宅で安らかに最期を迎えることができたのは、小倉さんにとって何よりの慰めだったのではないでしょうか。

笠井アナとの深い絆

笠井アナは「とくダネ!」で長年小倉さんと共演し、深い絆で結ばれていました。笠井アナ自身も悪性リンパ腫を患い闘病生活を送りましたが、その際、小倉さんの闘病経験が大きな支えになったといいます。小倉さんは病状を公表することで、病気の情報発信の重要性を示しました。笠井アナもその姿勢に感銘を受け、自身の病状についても公表することを決意したそうです。

小倉智昭さん、安らかに

小倉智昭さんの訃報は、多くのファン、関係者に深い悲しみをもたらしました。しかし、最期まで力強く生き抜いた小倉さんの勇姿は、私たちの心に深く刻まれることでしょう。心よりご冥福をお祈りいたします。

笠井アナは「小倉さん、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、頭を下げました。小倉さんの功績、そしてその生き様は、これからも多くの人々に inspiration を与え続けるでしょう。