自民党の石破茂元幹事長は13日、先の内閣改造で自身が率いる石破派(水月会、19人)からの入閣者がゼロだったことについて「石破派の中にこの分野をやったら素晴らしいなと思う人がたくさんいるが、安倍(晋三)首相は(考えが)違ったのではないか」と述べた。東京都内で記者団に語った。
石破氏は自身以外の「ポスト安倍」候補が党の要職や閣僚になったことについて「党のため、国家のために、いい仕事をしてほしいなということに尽きる」と述べた。
石破氏は平成26年9月、第2次安倍改造内閣で地方創生担当相に就任し、派閥発足後の28年8月まで務めた。その後も、同派から山本有二、斎藤健両氏が農林水産相に、山下貴司氏が法相に起用されていた。