女性活躍初の最高評価 は西日本技術コンサルタント

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滋賀労働局の石坂弘秋局長(左)から、えるぼし認定書を受け取る西日本技術コンサルタントの角南輝行社長=大津市
滋賀労働局の石坂弘秋局長(左)から、えるぼし認定書を受け取る西日本技術コンサルタントの角南輝行社長=大津市

 滋賀労働局は、厚生労働省が女性の活躍推進に力を入れている企業にお墨付きを与える「えるぼし」制度で、西日本技術コンサルタント(滋賀県草津市)を県内企業で初めて最高評価の「トリプル」(3つ星)に認定した。今回の3つ星認定を機に、県内の企業に女性が働きやすい職場作りを呼びかけ、活躍推進につなげる。

 上水道の設計・水質分析事業などを手掛ける西日本技術コンサルタントは、新卒採用の際には性別ではなく、能力本位での採用を行っており、社員の平均勤続年数にも男女差がなく、積極的に女性管理職を登用している。女性管理職候補者と個別面談して不安を取り除くなどのケアのほか、昇進・昇格に必要な資格取得の費用補助も行っており、午後9時以降の残業を禁止するなど女性が働きやすい職場作りが評価された。

 「えるぼし」制度は平成28年4月に施行された女性活躍推進法に基づき、企業の女性活躍の取り組み状況に応じて星の数1~3個の3段階で評価するもので、県内では28年7月に認定された総合スーパーの平和堂(彦根市)以来2社目となる。今年7月末時点でのえるぼし認定企業は全国約880社、うち3つ星は約570社。3つ星の多くは首都圏の企業で占めている。

 大津市内で行われた認定通知書の交付式に出席した西日本技術コンサルタントの角南輝行社長は「認定を励みにして、さらに女性が働きやすい環境の整備に努めていきたい」と話した。

 滋賀労働局の石坂弘秋局長は「滋賀は製造業の比率が高いこともあり、女性の活用がまだまだ進んでいない。今回の認定を受けて県内でも積極的に女性活躍が進めば」と期待を寄せた。

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