ニューヨーク近郊に謎のドローン群出現!住民不安、陰謀論も

ニュージャージー州上空に謎の無人機(ドローン)が数週間にも渡り出現し、住民の不安が高まっているというニュースが話題になっています。夜空に光を放ち、独特の騒音を響かせながら飛行するドローンの正体は一体何なのでしょうか?この記事では、事件の詳細、住民の声、そして当局の対応について詳しく解説します。

謎のドローン、その実態は?

ニュージャージー州、特にニューヨーク州との境界付近で、大型のドローンが目撃されているという報告が相次いでいます。目撃者によると、これらのドローンは夜間に活動し、木々の高さ、あるいはそれ以上の高度を飛行しているとのこと。その大きさは一般的なドローンよりも大きく、その存在感は異様さを増しています。

ニュージャージー州上空を飛行するドローンニュージャージー州上空を飛行するドローン

住民の間では、これらのドローンが何者によって、そして何の目的で飛ばされているのかわからないという不安が広がっています。「とんでもないことだ」「説明がないことが非常に懸念される」といった声が上がっており、中には「感謝祭以降、毎晩見ている」という住民もいるようです。

陰謀論も浮上、真相究明は?

正体不明のドローン出現を受け、様々な憶測が飛び交っています。未確認飛行物体(UFO)ではないかという説や、イランなどの敵対国による攻撃ではないかという陰謀論まで浮上している状況です。

議員が国防長官に質問状、当局の対応は?

事態を重く見たニュージャージー州選出のクリス・スミス下院議員は、ロイド・オースティン国防長官に書簡を送り、真相究明を求めました。スミス議員は、ドローンの飛行ルートが軍事施設などの重要インフラに近接していることを指摘し、安全保障上の懸念を表明しています。

国防総省の発表によると、これらのドローンは米軍が使用しているものではないとのこと。サブリナ・シン副報道官は「初期評価の結果、外国の敵対勢力や外国団体の仕業ではないとみられる」と述べていますが、具体的な説明はされていません。

FBIも事件を認識し、関係機関と協力して調査を進めているとしています。しかし、複数の政府機関が対策会議を行っているという報道についてはコメントを控えているとのことです。

ドローン規制、その現状は?

米国ではビジネスや娯楽目的でドローンを使用することができますが、連邦航空局(FAA)の規制に従う必要があります。しかし、今回目撃されたドローンは一般的なドローンよりも大型であるとされており、規制に抵触している可能性も指摘されています。

米国の国旗米国の国旗

謎のドローン騒動、今後の展開は?

住民の不安が高まる中、当局の対応が注目されます。今後の調査でどのような事実が明らかになるのか、そしてこの騒動がどのように終結するのか、引き続き情報を追っていきます。