秋ドラマも終盤。今期は話題作が少ないと言われていましたが、多くの視聴者の心を掴んだ作品も確かに存在しました。今回は、20代から60代の女性500人を対象に行ったアンケート調査の結果をもとに、2024年秋ドラマランキングTOP5を発表します!見逃した作品がある方は、年末年始にチェックしてみてはいかがでしょうか?
第5位:ザ・トラベルナース(テレビ朝日系)
「『ドクターX』や『ナースのお仕事』のような痛快さがあって面白い。岡田将生さんと中井貴一さんの凸凹コンビや、個性豊かな登場人物たちが見ていて楽しい」 (40代・パート・兵庫県)
「私も看護師として病院で働いています。共感できる部分や、そうでない部分など、様々な視点から楽しく見ています」(30代・医療系・長野県)
医療の常識を覆す、岡田将生さんと中井貴一さん演じるトラベルナースコンビの活躍を描く痛快医療ドラマ。2022年に続く第2シリーズで、第7話まで視聴率10%以上をキープしています。『ドクターX』の後番組として、新たな人気シリーズへと成長していく可能性を秘めています。
ザ・トラベルナース
第3位:わたしの宝物(フジテレビ系)と放課後カルテ(日本テレビ系)が同率ランクイン!
わたしの宝物(フジテレビ系)
「毎回の展開が予想外でドキドキしながら見ています。結末もどうなるか楽しみ」(20代・学生・神奈川県)
「『西園寺さん』で松本若菜さんにハマりました。全く違う役柄ですが、悪女役も似合います。田中圭さんの演技も素晴らしく、ハラハラしながら見ています」(30代・無職・福島県)
“托卵”というセンシティブなテーマを扱った大人のドロドロ劇場。主演の松本若菜さん、田中圭さん、Snow Manの深澤辰哉さんなど、豪華キャスト陣の演技も見どころです。主演女優の降板劇という話題性もあり、SNSでは賛否両論の声が上がっていますが、ハマる人は多いようです。TVerのお気に入り登録数は117.7万(12月12日時点)と注目度の高さが伺えます。
料理研究家の山田花子さん(仮名)は、「人間の複雑な感情が繊細に描かれていて、引き込まれる作品。特に松本若菜さんの演技は圧巻」と絶賛しています。
放課後カルテ(日本テレビ系)
「今の学校で実際にありそうな出来事が描かれていて、勉強になります」(40代・教員・沖縄県)
「地味な話ですが、良いドラマだと思います。自分にも子供がいるので、うちの子だったらどうだろうと考えながら見ています」(30代・パート・北海道)
小学校を舞台に、松下洸平さん演じる小児科医が、児童の異変を見抜いていくヒューマンドラマ。森川葵さん、ホラン千秋さんら共演陣の演技も光ります。子育て中の親世代からも共感を得ているようです。
教育評論家の佐藤一郎氏(仮名)は、「子供たちの抱える問題に真正面から向き合った良作。学校現場で働く人々にも見てほしい」と高く評価しています。
第2位:海に眠るダイヤモンド(TBS系)
「演技派俳優が揃っていて見応えがあります。端島のセットもリアリティがあって素晴らしい。さすが日曜劇場」(50代・パート・北海道)
「史実を交えたドラマチックな展開で、毎回楽しみです。脚本が野木亜希子さんだと知って納得」(60代・パート・兵庫県)
昭和30年代の長崎・端島と現代の東京を舞台にした壮大なストーリー。神木隆之介さん、杉咲花さん、斎藤工さん、宮本信子さんら豪華キャスト陣の演技が物語を彩ります。視聴率は伸び悩んでいるものの、骨太な社会派ドラマとして高い評価を得ています。
第1位:ライオンの隠れ家(TBS系)
「最初はほんわかファミリードラマかと思っていたら、ミステリー要素や意外な展開でハマりました」(40代・主婦・福岡県)
「重いテーマで見ていて苦しくなりますが、俳優さんたちの演技が素晴らしく、引き込まれます」(40代・医療系・大分県)
「たまたま見始めましたが、ぐいぐい引き込まれました。笑いあり涙ありで感動。柳楽優弥さんはじめ俳優さんたちの演技力も、子役の子の演技も本当に素晴らしいです」(20代・会社員・静岡県)
自閉スペクトラム症の弟を持つ兄を柳楽優弥さんが演じるサスペンスヒューマンドラマ。放送前はあまり注目されていませんでしたが、回を重ねるごとにSNSで話題となり、TVerのお気に入り登録数は110.8万と人気を博しています。まさに伏兵の勝利と言えるでしょう。
今回のランキングはあくまで一例ですが、秋ドラマにも魅力的な作品が揃っていることが分かります。年末年始の休暇を利用して、見逃した作品をチェックしてみてはいかがでしょうか。