静岡・沼津の鉄道高架計画 移転用地の収用へ裁決申請書を提出 地権者らは反発

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貨物駅の移転用地には依然として事業に反対するのぼり旗が立っている=18日、沼津市桃里(石原颯撮影)
貨物駅の移転用地には依然として事業に反対するのぼり旗が立っている=18日、沼津市桃里(石原颯撮影)
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 JR沼津駅付近の鉄道高架事業計画をめぐり、静岡県と沼津市は18日、貨物駅移転用地の収用に向け、未買収地の明け渡しなどを求める裁決申請書を県収用委員会へ提出した。受理されれば、沼津市役所での縦覧などを経て審理に入り、地権者らに明け渡し期日が提示される。審理にはおおむね7カ月かかるという。(石原颯)

 同日午前9時すぎ、県庁に県と市の職員が訪れ、段ボール2箱分に詰められた裁決申請書や関連の添付書類が入ったファイルが県収用委に渡された。県収用委は書類に不備がないかなどを点検し、近日中に正式に受理する予定。

 県収用委の審理では申請された補償額や県と市が申入れた明け渡し期日などが適正かどうかについて検討される。市によると、明け渡しは裁決から最大7カ月で申請しているという。

 同日午後、取材に応じた頼重秀一市長は任意での契約を結ぶべく交渉を続けるとした上で、「沼津市のポテンシャルを生かすチャンスになる」と事業の意義を強調した。共同事業者である県の川勝平太知事は「沼津市長の決断を尊重し、裁決申請をした。原地区の発展を第一に考え、取り組む」とコメントを出した。

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