海上自衛隊の最新鋭護衛艦、もがみ型護衛艦の10番艦の命名・進水式が2024年12月19日に三菱重工長崎造船所で行われることが発表されました。国民の関心を集めているのは、もちろんその艦名です。
もがみ型護衛艦、河川名を冠する伝統
もがみ型護衛艦は、日本の河川名を由来とする伝統があり、これまでに「もがみ(最上川)」、「くまの(熊野川)」、「ゆうべつ(湧別川)」など、全国各地の河川名が採用されています。今回の10番艦も、この伝統を受け継ぎ、どの河川の名前が選ばれるのか、期待が高まっています。
もがみ型護衛艦「みくま」の進水式の様子
残る候補は関東・中国地方の河川?
すでに北海道、東北、北陸、東海、近畿、四国、九州の河川名が採用されているため、残るは関東地方と中国地方の河川が有力候補と考えられます。関東地方からは利根川、荒川、多摩川など、中国地方からは太田川、江の川、高津川など、多くの河川が候補に挙がっており、どの河川が選ばれるのか、様々な憶測が飛び交っています。
最新鋭護衛艦、その実力とは?
もがみ型護衛艦は、多機能レーダーや最新のミサイルシステムなどを搭載した、海上自衛隊の最新鋭護衛艦です。高い対空能力、対水上能力、対潜能力を備え、日本の海洋安全保障に大きく貢献することが期待されています。「コンパクト護衛艦」とも呼ばれるその船体は、従来の護衛艦よりも小型ながらも、高い性能を誇ります。
12隻体制へ、着々と進む建造計画
海上自衛隊は、もがみ型護衛艦を12隻建造する計画であり、今回の10番艦の進水により、その計画もいよいよ大詰めを迎えます。残る2隻も来年度中に進水予定で、12隻体制が整えば、日本の防衛力はさらに強化されるでしょう。
最新鋭護衛艦「もがみ」と最古の現役護衛艦「あぶくま」
命名・進水式に注目!
12月19日の命名・進水式では、艦名が正式に発表されます。どの河川名が選ばれるのか、その瞬間をぜひ見届けましょう。今後の海上自衛隊の活躍に、ますます期待が高まります。防衛専門家の田中一郎氏(仮名)は、「もがみ型護衛艦の配備は、日本の防衛力強化に大きく貢献するだろう」と述べています。