松本人志氏、万博アンバサダー続投は困難か?沈黙破らず、復帰への道は険しい

ダウンタウン松本人志氏の芸能活動再開の目処が立たない中、大阪・関西万博におけるアンバサダーとしての役割も危ぶまれています。吉本興業前会長であり、万博催事検討会議の共同座長を務める大﨑洋氏が、12月10日の会議で松本氏の状況について「悩ましい問題」「難しい」と発言。復帰への道のりは険しいことを示唆しました。

沈黙続ける松本氏、説明責任は?

11月に週刊文春との訴訟は終結しましたが、松本氏はX(旧Twitter)での短いコメント以外は沈黙を守っています。“自らの口”での説明がないまま、テレビをはじめとする芸能活動再開の兆しは見られません。

松本氏のアンバサダー就任時の写真松本氏のアンバサダー就任時の写真

大阪府知事の吉村洋文氏は、1月に裁判中はアンバサダー活動を休止する意向を示していましたが、裁判終結後も松本氏の進退について言及を避けています。大﨑氏の発言は、この沈黙を破る重要な意味を持ちます。

大﨑氏の発言の重み、ダウンタウンの未来は?

吉本興業を離れたとはいえ、ダウンタウンの育ての親である大﨑氏。万博のイベント運営にも深く関わる立場でありながら、「難しい」と発言したことは、事態の深刻さを物語っています。テレビ局関係者によると、もし松本氏がアンバサダーを降板することになれば、相方の浜田雅功氏も共に降板する可能性が高いとのこと。ダウンタウンというコンビへの強い思い入れが、そのような決断を促す可能性があるといいます。

スポンサーの理解は得られるか?国際社会の目は?

裁判の取り下げと説明責任の未履行を踏まえ、万博スポンサーが現状を受け入れることは難しいでしょう。性的問題に厳しい国際社会からの批判も懸念されます。広告代理店関係者は、大﨑氏がこれらの状況を理解した上で「難しい」と発言したと分析しています。

裁判の取り下げにより、相手女性への配慮から「言えないこと」も多く、記者会見開催のハードルは高いとされています。スポンサー収入に依存する民放番組への出演は、さらに困難になると予想されます。

松本氏の復帰はいつ? 暗雲立ち込める万博アンバサダーの行方

松本氏が再び表舞台に立つ日はいつになるのでしょうか。万博の“顔”であるアンバサダーの行方は、依然として不透明なままです。今後の動向に注目が集まります。