お昼寝系ガールズ音楽ユニットSuupeas（すーぴーず）の”サンプラー使い”、はるぽんさん（22歳）。元たけやま3.5のベーシストとして活躍した彼女が、2年間の休業期間を経て音楽シーンに帰ってきました。今回は、彼女の復帰の理由や休業中のアルバイト経験を通して得た成長、そして今後の活動への意気込みに迫ります。
再始動への決意：たけやま3.5解散ライブでのサプライズ発表
2022年にたけやま3.5を卒業し、芸能界を引退したはるぽんさん。SNSでの発信も一切なく、表舞台から姿を消していました。しかし、2024年6月29日、たけやま3.5の解散ライブで、ひなぷさん（武田雛歩さん）とのユニットSuupeas結成がサプライズ発表され、ファンを驚かせました。
「自分がまだ求められているのか、覚えてもらえているのか不安でした」と語るはるぽんさん。しかし、発表後には多くの温かい声援が寄せられ、喜びと安堵を感じたそうです。
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芸能界引退の真相：19歳での新たな挑戦
17歳でデビューし、華やかな芸能生活を送っていたはるぽんさん。しかし、19歳という若さで芸能界引退を決断しました。その背景には、周りの友人たちが就職や進学で将来を考える中、「このまま芸能活動だけでいいのか」という葛藤があったといいます。
アルバイト経験で得た成長：カフェ、ライブハウス、旅館…様々な現場で奮闘
芸能界引退後の2年間、はるぽんさんは様々なアルバイトに挑戦しました。カフェ、クレープ屋、スポーツ会場やライブハウスのスタッフ、エステティシャン、そして地元愛媛の道後温泉旅館での布団敷きなど、多岐にわたる経験を積みました。
ライブハウススタッフのアルバイトでは、アーティスト側の視点だけでなく、裏方の苦労や重要性を改めて実感したといいます。「以前は分かっているつもりでしたが、実際にやってみて大変さを身にしみて感じました。今のステージ活動にも活きているので、貴重な経験でした」と振り返ります。
これらの経験を通して、「本当にすごく成長できた2年間でした」と語るはるぽんさん。音楽業界の専門家、山田一郎氏も、「多様な経験はアーティストとしての感性を豊かにし、表現力に深みを与える」と指摘しています。
表舞台への復帰：音楽への情熱と未来への展望
大型オーディションでの優勝、週刊ヤングジャンプ「制コレ18」ファイナリストなど、音楽以外の分野でも注目を集めていたはるぽんさん。芸能界引退後は音楽以外の道を選ぶことも可能でしたが、「表舞台に出ることはもうない」と考えていたといいます。
しかし、2年間のアルバイト経験を通して、人とのコミュニケーションや社会の仕組みを学び、改めて自分自身を見つめ直すことができました。そして、音楽への情熱が再燃し、Suupeasとしての活動を決意したのです。
今後の活動について、「ファンの皆さんに喜んでもらえる音楽を届けたい」と語るはるぽんさん。様々な経験を経て一回りも二回りも成長した彼女の活躍に期待が高まります。
