芸能界には、親の才能を受け継ぎ、さらなる輝きを放つ二世タレントが続々と登場しています。佐藤緋美さん（浅野忠信・CHARA）、市村優汰さん（市村正親・篠原涼子）、木本慎之介さん（西城秀樹さん）など、多くの二世タレントが活躍の場を広げています。 今回は、芸能評論家の宝泉薫さん（仮名）に、今後が期待されるネクストブレイク二世タレントTOP3を伺いました！
第3位：辻希美さんの長女、希空さん
辻希美さんの長女、希空さん
17歳の希空さんは、11月にYouTube、TikTok、Instagramで顔出しを解禁し、芸能事務所に所属して本格的に芸能活動をスタート。SNSのフォロワー数は既に189万人を突破するなど、華々しいデビューを飾りました。宝泉さんは、「同世代の女の子に響くアイドル性を感じます。お母さんの辻さんのようにトークスキルを磨けば、藤田ニコルさんのようなマルチな才能を発揮できる可能性を秘めている」と分析しています。
第2位：市川團十郎さんの長女、市川ぼたんさん
13歳の市川ぼたんさんは、歌舞伎役者の父・市川團十郎さんと、2017年に逝去された母・小林麻央さんの間に生まれたサラブレッド。2023年4月より芸能事務所に所属し、ドラマなどに出演しています。宝泉さんは、ドラマ「ブラックペアン シーズン2」でのぼたんさんの演技に注目。「13歳とは思えない完成度の高さ。画面を通して伝わるオーラが別格でした。お母さんのように女優として大成する可能性は高いでしょう」と高く評価しています。
第1位：谷原章介さんの長男、谷原七音さん
谷原七音さん
20歳の谷原七音さんは、実父・いしだ壱成さんと母・三宅えみさんの間に生まれ、谷原章介さんに育てられました。第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでファイナリストに選出され、フォトジェニック賞を受賞するなど、今後の活躍が期待されています。宝泉さんは、「芸能活動への意欲が強く、二世であることをポジティブに捉えている点が好印象。石田純一さんの孫というバックグラウンドも強み。谷原章介さんの安定感を学び、自身の個性として昇華させれば、大物俳優へと成長する可能性を秘めている」と太鼓判を押しています。
二世タレントが生き残る秘訣とは？
宝泉さんによると、芸能界で成功する二世タレントには、親の離婚や死別といった物語性に加え、演技力や歌唱力など、親譲りの才能に加えて独自の個性を発揮できることが重要とのこと。「例えば、中井貴一さんは、俳優の父・佐田啓二さんを幼くして亡くしたというバックグラウンドを持ちながら、コミカルな演技やナレーションなど、父とは異なる分野で才能を発揮しています」と例を挙げました。
また、二世タレントは注目されることが宿命であり、結果を出すことが重要だと宝泉さんは指摘。「親の七光り」と言われないためには、実力と努力で周囲を納得させる必要があるのです。二世であることを武器にするか、それともハンデとして捉えるか。それは本人次第ですが、不祥事を起こした場合、知名度が高い分、ダメージも大きくなることは避けられません。
親の七光りだけで生き残れるほど、芸能界は甘くない世界。これらの若き才能が、今後どのように成長し、どのような輝きを放つのか、目が離せません。
