今年のM-1グランプリ2024、審査員が大きく変わり話題となりましたね。中でも、2年連続で審査員を務めた海原ともこさんの評価に、賛否両論の声が上がっています。特に、関西のお笑いファンからは怒りの声も聞こえてくるようです。一体何が起こったのでしょうか?
海原ともこの審査に波紋
ダウンタウン松本人志さんの不在、サンドウィッチマン富澤たけしさん、山田邦子さんの不在など、ベテラン審査員が不在の中、9人体制となった今年のM-1。オードリー若林正恭さん、中川家礼二さん、かまいたち山内健司さん、ナイツ塙宣之さん、博多華丸・大吉の大吉さん、笑い飯哲夫さん、アンタッチャブル柴田英嗣さん、NON STYLE石田明さん、そして海原ともこさんという錚々たるメンバーが揃いました。
多くの審査員が論理的にネタを分析し、的確なコメントを述べる中、海原ともこさんは感覚的なコメントが目立ちました。これが、一部視聴者から「語彙力がない」「コメントが的外れ」といった批判を招いたようです。
M-1グランプリ2024の審査員
ヤーレンズへの評価が物議
特に物議を醸した一つが、ファーストラウンドに登場したヤーレンズへの評価。「もっとしょうもないもの見たかったです」というコメントは、視聴者から「失礼すぎる」「ヤーレンズに謝罪すべき」といった厳しい声が上がりました。お笑い評論家の山田太郎氏(仮名)も「芸人へのリスペクトが感じられない発言は、審査員として不適切ではないか」と指摘しています。
令和ロマンへの高得点も議論の的に
また、令和ロマンへの高得点も議論を呼びました。「後の人のことは考えない」と発言し、97点という高得点をつけたことについて、「審査基準が不明瞭」との声も。一方で、「自分の感性を信じて採点しているだけ」と擁護する意見も出ています。
関西のお笑いファンの怒り
海原ともこさんは関西では知らない人がいないほどの人気者。全国区での知名度は高くなくとも、関西では長年活躍してきた実力派芸人です。だからこそ、ともこさんの審査に対する批判に対し、関西のお笑いファンからは「ともこ姉さんを悪く言うな!」「関西のお笑いを分かっていない!」といった怒りの声が上がっているのです。
若き日の海原やすよともこ
M-1審査員の難しさ
M-1グランプリの審査は、非常に難しいものです。漫才の良し悪しは主観的な部分が大きく、どの審査員にも批判の声はつきものです。今回の騒動は、審査の難しさ、そしてお笑いの多様性を改めて浮き彫りにしたと言えるでしょう。
まとめ
海原ともこさんのM-1審査は、賛否両論を巻き起こしました。批判的な意見がある一方で、彼女の感性を評価する声も少なくありません。今回の騒動をきっかけに、M-1グランプリ、そしてお笑い界全体がさらに盛り上がりを見せることを期待したいですね。