参政党の幹事長兼政調会長を務める安藤裕氏(60)が妻に対し離婚を求めて起こしていた裁判の控訴審で、東京高裁が、安藤氏の不貞関係を認めた一審判決を支持し、安藤氏の控訴を棄却したことが「 週刊文春 」の取材で分かった。
安藤氏と美熟女タレントの“W不倫”
2021年に始まったこの裁判では、妻も離婚を求めるとともに、離婚原因は安藤氏の不貞行為などにあると反訴。今年7月の参院選で当選を果たした安藤氏をめぐっては、「 週刊文春 」が美熟女タレントの大奈(だいな)氏とのW不倫を報じていた。
「今春に横浜家裁で下された一審判決では、安藤氏が大奈氏と同じ部屋で過ごしていたことや、安藤氏が秘書に大奈氏との関係について問い詰められて『将来一緒になりたいなぁとは思っていた』と語っていたことなどから、〈婚姻関係破綻の主たる原因が、原告と大奈の不貞の関係にあったことは明らか〉とされた。安藤氏はこの一審判決を不服として東京高裁に控訴していました」(司法担当記者)
高裁も、不貞関係を認定した一審判決が妥当だと結論
「週刊文春」が入手した安藤氏の控訴理由書によれば、安藤氏は、「将来一緒になりたいなぁ」という発言は大奈氏に好意を持っていたから出たものだが、男女関係を示すものではない――などと反論。〈控訴人と大奈との間の不貞関係は認められない〉〈原判決の認定には誤りがあるというべきである〉と主張した。
しかし、11月12日に下された高裁判決では、こうした主張について〈いずれも理由がなく、採用することができない〉として退けられた。つまり高裁も、不貞関係を認定した一審判決が妥当だと結論づけたことになる。
「 週刊文春 」は安藤氏の事務所に対し、最高裁へ上告するかどうかの見解を尋ねたが、期限までに回答はなかった。
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「週刊文春 電子版」が11月12日付で配信した 「衆院選全国289選挙区当落予測リスト 」では現有議席から6倍増の大躍進予測となるなど、依然として注目度の高い参政党。その幹事長として、司法でも認められた不倫疑惑をどのように説明するのだろうか。
「一緒になりたいなぁ」安藤幹事長と“美熟女タレント”のW不倫、さやの秘密の夫、神谷代表の“カメラ設置”問題まで…参政党についてのスクープを振り返る へ続く
「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル






