紅白歌合戦で星野源が歌う「地獄でなぜ悪い」:10年越しの魂の叫び、その真意とは?

紅白歌合戦出場10回目を迎える星野源さん。今年の紅白では、なんと10年前の楽曲「地獄でなぜ悪い」をギター弾き語りで披露することが発表され、大きな話題を呼んでいます。人生の矛盾や厳しさを受け入れながらも前向きに生きようとする力強いメッセージが込められたこの曲は、多くのファンに勇気を与えてきました。今回は、この選曲の背景や込められた想い、そして巻き起こる波紋について深く掘り下げていきます。

星野源、紅白で10年前の楽曲を熱唱!その背景にはNHKからの熱いオファーが

星野さん自身もInstagramで紅白での「地獄でなぜ悪い」歌唱を発表。NHKの演出担当者から熱烈なオファーを受け、驚くとともに血が湧き上がるような感覚を覚えたと明かしています。「この曲をテレビを観ている“あなた“の一人一人に届けて欲しい」というNHK側の強い想いに心を打たれ、今の自分の気持ちで一生懸命歌いたいと決意を新たにしたようです。

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病室で生まれた名曲「地獄でなぜ悪い」:闘病中の星野源の魂の叫び

「地獄でなぜ悪い」は、2013年公開の同名映画の主題歌として書き下ろされた楽曲です。実はこの頃、星野さんはくも膜下出血の手術を受け、闘病生活を送っていました。病室で生まれたこの曲は、映画の世界観を反映するだけでなく、星野さん自身の個人的な想いが強く込められた、まさに魂の叫びと言える作品です。当時の特設サイトでは、映画のタイトルと同じタイトルの主題歌を作るというアイデアから始まり、病室で詞を書き上げたこと、そして歌入れが終わった一週間後に再手術が必要な状態だと判明し活動休止に至ったことなど、楽曲制作の背景を赤裸々に語っていました。

園子温監督の性加害問題:選曲に疑問の声も

一方で、映画「地獄でなぜ悪い」の監督である園子温氏には、過去に性加害疑惑が報じられています。このため、紅白でこの曲を歌うことに対して疑問の声も上がっています。一部のファンからは、星野さんの音楽が好きだからこそ、性加害問題を起こした監督の作品の主題歌を紅白という場で歌うことは避けてほしいという意見や、NHKと星野さんの判断に憤りを感じているという声も上がっています。音楽プロデューサーの松尾潔氏も、選曲の背景を問いただし、考え直してほしいと訴えています。

NHKの見解は?

これらの批判を受けて、NHKは「個別の交渉・制作過程についてはお答えしておりませんが、第75回紅白歌合戦の出場歌手の歌唱曲は、『あなたへの歌』という今年のテーマのもと、番組全体の構成、演出面などから判断し、決定しました」と回答しています。

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10年越しの「地獄でなぜ悪い」:紅白で何を伝えるのか

様々な意見が飛び交う中、星野源さんが紅白の舞台で「地獄でなぜ悪い」を歌う意味、そして私たちに何を伝えようとしているのか、注目が集まります。10年の時を経て、再び歌われるこの曲に込められたメッセージは、きっと多くの人の心に響くことでしょう。

あなたの想いを聞かせてください

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