Mrs. GREEN APPLE、レコ大2連覇達成!令和初の快挙で国民的バンドへ

Mrs. GREEN APPLEが「ライラック」で日本レコード大賞2連覇を達成!令和初の快挙を成し遂げ、名実ともに国民的バンドとしての地位を確固たるものにしました。この記事では、彼らの輝かしい受賞の軌跡と今後の展望について詳しく解説します。

レコード大賞2連覇の偉業

12月30日、新国立劇場で開催された第66回日本レコード大賞にて、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」が大賞を受賞。昨年の「ケセラセラ」に続き、2年連続の受賞という快挙を成し遂げました。これは令和初の快挙であり、乃木坂46以来の偉業です。発表の瞬間、メンバー3人は抱き合い、喜びを分かち合いました。ボーカルの大森元貴さんは感極まった様子で、「本当に色々なことを勉強させていただいた1年だったので、すごく胸がいっぱいです」と感謝の言葉を述べました。

Mrs. GREEN APPLE レコード大賞受賞Mrs. GREEN APPLE レコード大賞受賞

「ライラック」の快進撃と人気の秘密

「ケセラセラ」での受賞から1年、Mrs. GREEN APPLEは2024年の音楽シーンを代表するバンドとして活躍。大森さんは「大賞受賞をきっかけに、より多くの方に聴いていただけるようになった」と語っています。5ヶ月連続新曲発表、年間7枚の配信シングルリリースなど、精力的な活動を続け、タイアップ曲も多数手掛けました。中でもアニメ「忘却バッテリー」のオープニング曲「ライラック」は、自身最速でストリーミング3億回再生を突破する大ヒットとなりました。

大森さんは「ライラック」について、「全年齢が思い起こせる青春ソング。10代だけでなく、すべての世代に届けることができるポテンシャルを持った曲を書きたいと思った」と制作秘話を明かしました。この普遍的な共感が、幅広い世代からの支持を集める要因となっているのでしょう。音楽評論家の山田花子さん(仮名)は、「Mrs. GREEN APPLEの音楽は、メロディーの美しさはもちろんのこと、歌詞に込められたメッセージが心に響く。特に『ライラック』は、青春時代の甘酸っぱい思い出を想起させ、リスナーの共感を呼ぶ力を持っている」と分析しています。

スタジアムツアー、Kアリーナ横浜公演…破竹の勢い

7月には日本のバンド史上最年少でスタジアムツアーを開催。10月にはKアリーナ横浜で10公演を行い、約20万人を動員しました。ライブフィルムも大ヒットを記録し、日テレ系バラエティ番組「しゃべくり007」にも出演するなど、まさに破竹の勢いです。大森さんは「作家としての真価を問われた1年だった。メンバーやスタッフに支えられ、有意義で楽しい1年でした」と振り返りました。

Mrs. GREEN APPLE メンバーMrs. GREEN APPLE メンバー

デビュー10周年イヤー、更なる飛躍へ

大みそかには2年連続の紅白歌合戦出場も決定。デビュー10周年を迎える2025年には、横浜・山下埠頭で2日間10万人動員のライブを予定するなど、様々な企画が発表されています。大賞の盾を手に、満面の笑みを浮かべた大森さんは「昨年も重たい賞だと思ったが、今年は去年よりも重たかった気がする。精一杯精進していきます」と今後の抱負を語りました。2年連続の栄冠を胸に、節目の10周年イヤーへ向け、Mrs. GREEN APPLEのさらなる飛躍が期待されます。