中国、新型コロナ情報「一切包み隠さず」共有したと強調


【写真】新型コロナ、中国研究所流出説を支持 米下院小委員会

COVID-19は2020年12月、中国湖北省武漢市で初めて発生が明るみに出た後、世界中で大流行。数百万人の命を奪い、経済を破壊し、医療を逼迫(ひっぱく)させた。

WHOは12月30日、中国がさらなるデータを共有するのは「道徳的かつ科学的な義務だ」と訴えた。

これに対し中国は、同国はCOVID-19の起源解明調査に「最大の貢献」を果たしたと主張し、透明性を強調した。

中国外務省の毛寧報道官は記者会見で、「5年前、中国は直ちに流行情報とウイルスの遺伝子配列をWHOと国際社会と共有した」「われわれは一切包み隠さず、予防、制御、医療の経験を共有した」と述べた。

だが、パンデミックの際、WHOは中国当局には透明性と協力が欠けていると繰り返し批判していた。

WHOの率いる専門家チームと中国の専門家は2021年初め、COVID-19の起源に関する調査を実施。共同報告書では、おそらく市場でコウモリから別の中間宿主を経てヒトに感染したとする仮説を支持した。

専門家チームはそれ以来中国を訪問できておらず、WHOは中国に対しさらなるデータを共有するよう繰り返し要請している。【翻訳編集】 AFPBB News



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