【モスクワ、キーウ共同】ロシア国防省は5日、昨年8月からウクライナ軍が越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州で、ウクライナ軍が戦車2両や装甲車両12両などを使って反撃したと発表した。同州でのウクライナ軍の実効支配地域は徐々に減り続けており、ウクライナ側のまとまった攻勢が伝えられるのは久しぶり。
ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、総司令官からの報告として、ウクライナ軍の3~4日のクルスク州での戦闘により、ロシア軍が空挺部隊のほか、ロシア軍に合流している北朝鮮兵を含む歩兵大隊を失ったと成果を強調した。