【NEWSIS】日本の芥川賞作家が嫌韓メディアに提言、「韓国大法院の強制徴用の判決文を読もう」★2[10/12]
|強制徴用被害者、イ・チュンシクさんのインタビューを読むと「悲惨だ」
(写真)
▲ 芥川賞を受賞した日本の有名小説家、平野啓一郎。
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芥川賞を受賞して有名な日本の小説家、平野啓一郎氏が、日本で嫌韓を煽り立てる人々に、「まず韓国大法院(最高裁)の強制徴用の判決文から読みなさい」と批判した。
平野氏は11日付の朝日新聞とのインタビューで、日本で『嫌韓』を煽り立てるワイドショーや週刊誌に対し、「私は韓国人の友人が多く、韓国には読者もいる。腹が立つと同時にすごく傷ついた」と述べた。
同時に、「メディアは韓国の問題について無責任に反感を煽り立て、嫌悪感や敵意を垂れ流している」とし、「強制徴用問題に対する韓国大法院の判決文を読まないような出演者にコメントさせてはいけない」と指摘した。
続けて、「みんな先に、あの判決文を読まなければならない。日本語翻訳で40ページ。(強制徴用労働者は)技術習得のために申請したら危険も高い労働環境に置かれ、賃金を支給されなかった。逃げたいと言ったら殴られた。悲惨だ」と強調した。
特に彼は、強制徴用被害者であるイ・チュンシクさんのインタビューを読んだとし、「今の技能実習生の問題と生々しく重なった。労働者は大切にされるべきという価値観があれば、判決文を読んでショックを受けざるを得ない」と指摘した。
日本は1993年から、人材不足解決のために発展途上国出身の外国人を対象に、技能実習生制度を運営している。外国人労働者が技術研修を経ると最大で5年間、日本での滞在を許可する制度だ。しかし外国人に対する日本企業の苛酷な処遇など、議論は多い。今年の3月にはある建設会社が技能実習と偽り、放射能汚染の除去にベトナム人を動員して物議を醸した。
平野氏は、「急に国家利益の代弁者になって考えるのではなく、まず一人の人間として彼ら(強制徴用被害者)の事情を考えることが重要である」と述べた。
同時に、「小説は韓国人とか日本人、男と女というカテゴリーを主人公にすることができない。徴用工というカテゴリーを見ずに一人の個人に注目すれば、我々は多くの共感が得られる」と説明した。彼は最近日本で韓日関係が悪化していても韓国文学が人気を集ることについて、「私と世代が似ているキム・ヨンス、ウン・ヒキョンなど、現代小説は日本の読者が同じ立場で共感できる人物が纎細に描かれている。現代を生きている人々とと多くの問題を共感することができる」と説明した。 続けて、「韓国人は民族的にこのような粗雑な話はできない」と付け加えた。
平野氏は韓国人と日本人がどうすれば共感を分かち合えるのかという質問に対し、「属性によって人を判断せず、一人、一人の人間として見なければならない」と提言した。
続けて、「一人の人間の中にも複雑な属性が複雑に共存している。ノーベル経済学賞を受賞したアマルティア・センは著書の『アイデンティティと暴力』で、個人のアイデンティティを一つに特定することが最も良くないと述べた。対立を煽り立てる人々は、あの人は韓国人だとかイスラム教徒だとか、カテゴリーに分ける。複雑であることをお互いに認め、どこかの接点で関係を築くことが重要である。カテゴリーを除き、相手の人生を見れば共感できる点が複数あるだろう」と述べた。
平野作家は1975年生まれで、去る1999年に小説『日蝕』で芥川賞を受賞した。代表作は決壊、マチネの終りになどがある。彼の小説20数作は、韓国でも翻訳されて出版された。韓中日の作家が集まる『東アジア文学フォーラム』で、日本代表を歴任している。
ソース:ソウル=NEWSIS(韓国語)
http://www.newsis.com/view/?id=NISX20191011_0000796019
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【NEWSIS】日本の芥川賞作家が嫌韓メディアに提言、「韓国大法院の強制徴用の判決文を読もう」[10/12]
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★1投稿日:2019/10/12(土) 09:06:06ごろ
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