アニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」第37話「蒼紫 対 翁」で、まさかの「セクシーコマンドー」が登場し、視聴者を驚かせました。今回は、この出来事の経緯とその反響、そして「セクシーコマンドー」の魅力について詳しく解説します。
なぜ「セクシーコマンドー」が登場?その背景を探る
第37話では、葵屋で起きた騒動の理由を尋ねる巻町操に対し、増髪がとっさに「翁が寝ぼけて『セクシーコマンドー』をかました」と説明するシーンがあります。 この「セクシーコマンドー」とは、うすた京介氏によるギャグ漫画「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」に登場する架空の格闘技。実は原作漫画「るろうに剣心」でも同じセリフが使われており、今回のアニメ化で原作に忠実に再現されたのです。
アニメ「るろうに剣心」京都編第37話のワンシーン。増髪が「セクシーコマンドー」という言葉を発する場面。
SNSで爆発!視聴者の反応は?
25年以上前の作品からの引用ということもあり、視聴者からは驚きと喜びの声が続出。「セクシーコマンドー懐かしい!」「まさか令和に聞けるとは!」「原作通りで嬉しい!」といったコメントがSNS上に溢れかえりました。中には「セクシーコマンドーって今の若い子にわかるの?」という疑問の声も上がりましたが、多くの視聴者がこのサプライズ演出を楽しんだようです。
セクシーコマンドーとは?その奥深き世界
「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」によると、セクシーコマンドーは室町時代に農民が憂さ晴らしに始めた遊びが起源とされています。明治時代が舞台の「るろうに剣心」の世界観にも意外とマッチしていると言えるかもしれません。当時のジャンプ読者にとっては、この斬新なギャグ漫画はまさに衝撃的でした。「花見」「ヒゲ部」「アフロ」「メソ」など、独特のワードセンスと世界観は多くのファンを魅了し、今でも語り継がれています。
アニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」とは?
本作は、シリーズ累計7200万部を突破した和月伸宏氏による漫画「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の新作テレビアニメシリーズ。2023年7月に第1期が放送され、2024年10月から第2期「京都動乱」がスタートしました。人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心の活躍を描く、明治時代を舞台にした剣戟アクションです。
第37話「蒼紫 対 翁」あらすじ
翁を捕らえ剣心の情報を得ようとする方治は、隠密部隊を葵屋に送り込みますが返り討ちにあいます。翁は蒼紫に決闘を申し込みます。その後、葵屋に戻った操は異変を感じ、お増に翁の居場所を尋ねます…。
この「セクシーコマンドー」の登場は、原作ファンにとっては嬉しいサプライズであり、新しいファンにとっては「セクシーコマンドー」という作品を知るきっかけとなったのではないでしょうか。今後もアニメ「るろうに剣心」から目が離せません。