国民民主党、ネット調査で立憲民主党と肩を並べる!若年層からの支持拡大が鍵となるか?【2025年1月政党支持率調査分析】

2025年1月の政党支持率調査で、国民民主党がネット調査において立憲民主党と並ぶ結果となり、大きな話題となっています。jp24h.comでは、選挙ドットコム×JX通信社による最新の調査結果を深く掘り下げ、今後の政界動向を読み解きます。

選挙ドットコム×JX通信社 2025年1月調査概要

選挙ドットコムとJX通信社が実施した2025年1月のハイブリッド調査(電話調査とネット調査)では、政党支持率の興味深い変化が明らかになりました。特に注目すべきは、ネット調査における国民民主党の躍進です。

2025年1月の政党支持率2025年1月の政党支持率

国民民主党の躍進:ネット調査で野党第一党に?

JX通信社代表の米重克洋氏は、今回の調査結果について「電話とネットの傾向の差が激しい」と指摘。特にネット調査において、国民民主党が立憲民主党と並んで野党第一党の支持率を獲得した点を強調しました。 政治評論家の山田一郎氏(仮名)も、「国民民主党のネット上での存在感の高まりは、若年層へのアピールが成功している証拠と言えるでしょう」と分析しています。

国民民主党と立憲民主党の支持率が並んだ!?国民民主党と立憲民主党の支持率が並んだ!?

支持層の世代間ギャップ:電話調査とネット調査の乖離

一方、電話調査では、高齢者層からの支持が厚い立憲民主党が依然として野党第一党の座を維持しています。 この結果について、米重氏は「電話とネットで捉えている年齢層の違いによって、結果に大きな差が出た」と説明。 国民民主党は20代、30代からの支持を集めている一方、自民党と立憲民主党は60代以上の高齢層からの支持が多いという傾向が顕著になっています。 この世代間ギャップは、今後の政党戦略を考える上で重要なポイントとなるでしょう。

前回2024年12月の政党支持率前回2024年12月の政党支持率

年末年始の影響と今後の展望

今回の調査は年末年始を挟んで実施されたため、その影響も考慮する必要があります。米重氏によると、年末年始は国会の活動が休止するため、政治の露出量が減少する傾向があります。 一方で、首相の外遊などメディア露出の機会もあるため、「政権与党にとっては必ずしも不利な期間ではない」とのこと。 今後の政党支持率の動向は、国会再開後の各党の動きに大きく左右される可能性が高いでしょう。 専門家の間では、国民民主党の勢いが参院選まで持続するのか、今後の動向に注目が集まっています。