番組終了が惜しまれるTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金スマ)。2001年の放送開始から、芸能人の素顔に迫る企画で人気を博し、高視聴率を記録することも多かった長寿番組です。今回は、番組終了の報道を受け、「赤い衣装の女性」として出演していた直井花音さんの感謝のメッセージと共に、番組の歴史と魅力、そして最近の変化について振り返ります。
長寿番組「金スマ」の歴史と人気の秘密
「金スマ」は、2001年10月に「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」というタイトルでスタートしました。「芸能人の本音や素顔に迫る」というテーマを掲げ、数々の人気企画を生み出しました。中でも、「金スマ社交ダンス部」は、タレントが真剣に社交ダンスに挑戦する姿が感動を呼び、大きな話題となりました。独自の切り口で芸能人の新たな一面を引き出し、お茶の間を魅了してきた番組と言えるでしょう。 料理研究家の小林カツ代さん(仮名)は、「金スマはエンターテイメント性と人間性の両方を兼ね備えた、稀有な番組だったと思います。」と語っています。
alt中居正広さんと赤い衣装の女性たちが並ぶ金スマの番組風景。番組の特徴的な演出として知られていた。
直井花音、3年間の「金スマ赤服」生活に感謝
番組終了の報道を受け、「赤い衣装の女性」として3年間出演していた直井花音さんが、自身のSNSで感謝のメッセージを投稿しました。「金スマ赤服3年間お世話になりました!」と綴り、番組への深い愛着を表現しています。ヘルムートさんが作ったおにぎりや、リモート出演時のZoom操作の苦労など、具体的なエピソードを交えながら、思い出を振り返る様子は、番組との強い繋がりを感じさせます。「言い切れないくらい沢山思い出のある番組でもあります!本当に本当にありがとうございました!!」という感謝の言葉からは、番組への惜別の想いがひしひしと伝わってきます。
番組演出の変化と視聴者の反応
近年は、司会の中居さんの後方に赤い衣装の女性たちがずらりと並び、短いスカートから脚をのぞかせる演出が番組の特徴となっていました。しかし、この演出には賛否両論の声があり、疑問を呈する視聴者も少なくありませんでした。番組構成の変化に伴い、視聴者の反応も多様化していたと言えるでしょう。 メディア評論家の山田太郎さん(仮名)は、「時代の変化と共に、番組演出も常にアップデートしていく必要がある。視聴者の声を真摯に受け止め、より良い番組作りを目指していくことが重要だ。」と指摘しています。
alt金スマに出演していた頃の直井花音さん。赤い衣装が印象的。
「金スマ」の終了、そして未来へ
20年以上にわたり、数々の人気企画で視聴者を楽しませてきた「金スマ」は、ついに幕を閉じます。番組の歴史を振り返り、その功績を称えると共に、新たなステージでの活躍を期待したいと思います。