イスラエル軍が住民に発砲 15人死亡 レバノン南部で緊張高まる


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 報道によると、被害に遭った住民はイスラエル軍が占領を続けている村へ帰還しようとしていた。死者にはレバノン軍の兵士1人が含まれているという。イスラエル軍は声明で「部隊に向かってきたため脅威を排除しようと警告射撃を行った」と説明。多数を拘束し、尋問を続けていることも明らかにした。

 レバノンでは昨年11月27日に停戦が発効し、イスラエル軍とヒズボラは60日以内にレバノン南部から撤退することで合意していた。撤退後はレバノン軍が現地に展開して治安維持にあたるとされたが、イスラエルはレバノン軍の展開が遅れていると主張し、駐留を継続すると発表。住民に対し、帰還しないよう求めている。【カイロ金子淳】



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