1月27日、元「SMAP」の中居正広の「女性トラブル」への関与が取り沙汰されているフジテレビが再度、会見をおこなった。
【写真あり】宮司愛海アナ“熟考45分”でようやく購入の「メガネ姿」
「港浩一社長らによる1月17日の会見では、そもそもの会見の開催方法などをめぐって、批判が噴出。フジテレビにCM出稿するスポンサー企業の多くが、差し止めをおこなう事態に発展しました」(芸能記者)
27日の会見にはフジテレビの港社長、遠藤龍之介副会長のほかに、フジ・メディア・ホールディングスの嘉納修治会長、金光修社長、清水賢治専務の5人が出席する形でおこなわれ、冒頭に港社長と嘉納会長の辞任、フジテレビの新社長に清水専務が就任することが発表された。
「会見は開始前に、すべての媒体を入れる形での“時間無制限”の実施が通達されていました。結果、191媒体、437人が参加した会見が27日午後4時に始まり、終了したのは、28日午前2時23分でした。約10時間半におよぶ、異常な長さの会見になりました。
フジテレビは、この様子を夕方のニュース番組『Live News イット!』内で生中継を開始し、その後も放送予定を変更し、CMも入れずに会見中継を続けました。
そして、中継後には前日の午後4時から『イット!』に出演していた、メインキャスターの青井実さんと同局の宮司愛海(まなみ)アナウンサーに加えて、フジテレビの平松秀敏報道局編集長が、10分ほど会見の解説と検証をおこないました」(スポーツ紙記者)
この中継を受けて、X上では《青井実、宮司愛海アナも普段はイット!で19時に終わるのにこの時間になっても残っていた。残業時間は7時間半以上になった》《スタート時の夕方のニュースのキャスター(青井、宮司アナ)が最後まで解説するのは本当にすごい》《わかったから、明日以降やりなよ!青井さんと宮司さん、働きすぎだよ?》と、会見同様に10時間以上もスタジオに待機していた、宮司アナらに同情する声が多く聞かれていたのだ。
宮司アナといえば、一連の同社の対応に対して、局アナながら厳しく追及する姿勢が目立っている。
「中居さんのトラブルでは、フジテレビの女性アナの“告発”もたびたび取り上げられており、それらに対して『意図しない目を向けられて、傷ついている仲間が多くいます。とてもつらくて、自分たちで説明もできないといった、とてももどかしい状況に置かれています』と心境を明かし、そのうえで、港社長が17日の会見で『回答を控える』を連発したことから、その姿勢を批判するようなコメントをしました。
さらに『調査はもちろんですけれど、社員に対する説明もしっかりと真摯におこなって、それを真摯に公表してほしい』と、厳しく指摘していました。それを受けてか、フジテレビは23日に社内説明会を実施。これについても、宮司アナは『イット!』内で開催されている会議室前から、生中継をおこなっています」(前出・スポーツ紙記者)
2018年のスポーツニュース番組『S-PARK』のメインキャスター就任以降は、“報道畑”を歩んでいる宮司アナ。局への批判を前に、自らがまず“真摯”を貫いているのだろう――。