レンタカーは便利なサービスですが、時に信じられないような迷惑行為をする利用客がいるのも事実。特に冬場は雪やスタッドレスタイヤにまつわるトラブルが多発しています。jp24h.comでは、現役レンタカー店員に独占取材を行い、ウインターシーズンに実際に起きた仰天エピソードを暴露してもらいました。
スタッドレスタイヤ装着を当然と考える迷惑客
冬のレンタカーで最も多いトラブルの一つが、スタッドレスタイヤに関するもの。多くのレンタカー会社では、スタッドレスタイヤは追加オプション扱い。予約時に指定しない限り、夏タイヤの車が用意されます。
しかし、「レンタカーは冬なら当然スタッドレスタイヤだろう」と思い込んでいる人が少なくありません。夏タイヤだと分かると、出発直前にスタッドレスタイヤへの交換を要求したり、「冬なのにスタッドレスタイヤじゃないなんておかしい!」と逆ギレするケースも。
レンタカーのタイヤ
同クラスのスタッドレスタイヤ装着車が空いていれば、追加料金を払って変更は可能。しかし、雪予報が出ている日はすぐに満車になるため、事前の予約が必須です。 自動車整備士の山田さん(仮名)も、「スタッドレスタイヤは必須装備ではありません。必要な場合は必ず予約時に指定しましょう」と注意を促しています。
雪予報でも夏タイヤで出発、そしてまさかの乗り捨て希望!?
スタッドレスタイヤ問題に次いで多いのが、雪予報が出ているにも関わらず、夏タイヤで出発し、雪が降り始めると「危険なので、近くのホテルや観光施設に乗り捨てたい」と申し出てくる利用客。
多くのレンタカー会社では、営業所以外への乗り捨ては禁止されています。これはレンタカー会社だけでなく、乗り捨て先にも迷惑がかかるためです。
「雪予報の日は、そもそも無理な外出は控えましょう。万が一、夏タイヤで事故を起こした場合、レンタカーの保険が適用されない可能性もあります」と山田さんは警鐘を鳴らします。
レンタカー利用時の注意点
冬のレンタカー利用をスムーズにするためのポイントをまとめました。
- スタッドレスタイヤが必要な場合は、必ず予約時に指定する。
- 雪予報が出ている場合は、不要不急の外出は避ける。
- レンタカーの利用規約をよく確認する。
まとめ:快適なレンタカー利用のために
レンタカーは便利な移動手段ですが、利用者一人ひとりのマナーが重要です。特に冬場は雪やスタッドレスタイヤに関連するトラブルが多いため、事前の準備と計画的な行動を心がけましょう。快適なレンタカー利用で、冬の旅行を満喫してください!