総統選への「干渉」、台湾が中国の優遇策に反発

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中国建国70年の記念式典を終え、北京の天安門で手を振る習近平国家主席(中央)。左は胡錦濤前国家主席、右は江沢民元国家主席=1日(共同)

中国建国70年の記念式典を終え、北京の天安門で手を振る習近平国家主席(中央)。左は胡錦濤前国家主席、右は江沢民元国家主席=1日(共同)

 【台北=田中靖人】台湾の総統府は4日、中国政府が発表した26項目の対台湾優遇措置について「台湾を『一国二制度』の枠に押し込む意図があり、台湾人民の利益を損なう」と批判する丁允恭報道官の談話を発表した。

 中国の習近平国家主席は1月、一国二制度の台湾向け具体策を策定する方針を示しており、丁氏は今回の措置は「事実上の具体化案だ」と指摘。「台湾社会を分化させ、人心をかき乱し、民主的な選挙に干渉する政治的な手段だ」として、来年1月の総統選への介入だと批判した。

 台湾の外交部(外務省に相当)も台湾人に対する中国の在外公館での領事保護について「台湾は主権国家であり、領事権の行使は中国と関係がない」と批判した。

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