元ニッポン放送の石井玄氏が、13日までに更新された経済チャンネル「ReHacQ―リハック―」にゲスト出演。退社の経緯やラジオに懸ける思いを語った。
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元テレビ東京プロデューサーの高橋弘樹氏と「【辞めテレ東vs辞めニッポン放送】衝撃告白!ラジオ界のエース、電撃退社!衝撃給料」と題して語り合った石井氏。「オードリーのオールナイトニッポン」「星野源のオールナイトニッポン」「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」など数多くの人気番組を手掛けたエース社員だったが、24年3月をもってニッポン放送を退社。4月に株式会社玄石を設立した。
高橋氏から「なぜ辞めたんですか?」と問われた石井氏は「表向きには、飽きたからと言ってるんです。裏は…もうちょっとお金が欲しかったのもあるので、両方ですよ」と告白。「年収はいくらだったんですか?ぶっちゃけ!」と問われると、「ぶっちゃけ…でも、テレビ局より低いですよ、絶対に。7~800万円いかなかったか」と打ち明け、「悪くないですけど…」という高橋氏に対し、「休みないですよ。日曜日にちょと休めるかなくらいです」と吐露。最後の1年間は「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」のプロデュースのため残業続きだったといい「残業代をいれて1000万円届かないくらい」と明かした。
また「オードリーさんが15年かけてやった東京ドームライブに僕は入っていたので、他のパーソナリティーがやろうとしたら15年かかるわけですよ。そこに自分が一からは付き合えないじゃないですか。新しいのは後輩たちがやればいいから」という思いも。さらに「あれだけのライブをやって、当然、社内でも有名になるわけです。すると“東京ドームライブやったおじさん”として社内を歩かなきゃいけないんですよ。いるじゃないですか、そういうおじさん。過去の栄光にしがみついて“俺あれやったからさ”って言って10年、20年とキャリアを積んでいく人たち、いるじゃないですか。ああなりたくないと思って」と、仕事への向き合い方についても言及。「そうなれるポジションにはいたんですけど、後輩たちに偉そうに言って生きていくのは、つまらなそうだと思ったんです」と思いを打ち明けた。