結婚相手選びに迷ったら? 精神科医が伝授する究極の問い

結婚は人生における大きな転換期。幸せな結婚生活を送るためには、相手選びが非常に重要です。経済力や外見だけでなく、内面的な相性も大切なのは言うまでもありません。この記事では、韓国で20万部突破のベストセラー『精神科医が娘に送る心理学の手紙』を参考に、幸せな結婚のための秘訣を探ります。

結婚相手を見極めるポイントは「会話」

結婚相手を選ぶ際、経済的な安定ばかりに気を取られていませんか?もちろん生活の基盤は大切ですが、それ以上に大切なのは心の繋がり。一緒に人生を歩むパートナーとは、喜びも悲しみも分かち合える関係を築きたいものです。

幸せそうな老夫婦幸せそうな老夫婦

恋愛中は情熱に突き動かされ、相手の欠点が見えにくくなりがちです。「結婚すれば変わるだろう」「愛があれば大丈夫」という甘い考えは、後々大きな後悔に繋がる可能性があります。結婚生活は、恋愛とは全く異なる現実です。山積みの問題に2人で協力して立ち向かっていけるのか、冷静に見極める必要があります。

哲学者のニーチェも推奨!3日間の自問自答

では、どうすれば結婚相手を見極められるのでしょうか?本書では、哲学者のニーチェの言葉を引用し、ある問いを投げかけています。それは、

「相手はきちんと会話ができる人か?」

この問いを、3日間自分に問いかけてみてください。

1日目:「相手はきちんと会話ができる人か?」
2日目:「相手はきちんと会話ができる人か?」
3日目:「相手はきちんと会話ができる人か?」

一見シンプルな問いですが、その奥には深い意味が隠されています。結婚生活では、日常の些細なことから人生の大きな決断まで、あらゆることを話し合う必要があります。時には意見が衝突することもあるでしょう。そんな時、きちんと話し合い、お互いを理解し合える関係性が重要になります。

会話力こそが幸せな結婚の秘訣

結婚生活は、恋愛のように常に刺激的でロマンチックなものではありません。家事分担、子育て、親族との付き合いなど、様々な問題に直面します。時にはケンカすることもあるでしょう。しかし、どんな困難も乗り越えられるのは、互いに心を通わせ、支え合える関係性があるからです。

結婚相手を選ぶ上で大切なのは、経済力や外見ではなく、「会話力」です。

会話力とは?

ここでいう「会話力」とは、単に話が上手いということではありません。相手の話を丁寧に聞き、自分の気持ちを素直に伝え、共に問題解決に努める力のことです。

著名な夫婦カウンセラーである山田花子先生(仮名)は、「会話は心の窓。会話を通して、お互いの価値観や考え方、人生に対する姿勢を知ることができます。結婚生活で起こる様々な問題も、会話によって解決の糸口を見つけることができるのです」と述べています。

会話する男女会話する男女

結婚はゴールではなく、スタートです。一緒に人生を歩むパートナーとして、心から信頼できる相手を選びましょう。そして、結婚後も「会話」を大切にし、共に成長していくことが、幸せな結婚生活の秘訣です。