KAT-TUNの解散報道は、多くのファンに衝撃を与えました。2025年3月末をもっての解散発表は、20周年という節目を目前に控え、まさに青天の霹靂。タイでのイベントで「KAT-TUNというグループなんで」と力強く語っていた亀梨和也の言葉が、わずか数日後に覆されることになるとは、誰が想像できたでしょうか。
デビューから解散へ：栄光と苦難の軌跡
2006年の鮮烈なデビューから「ポストSMAP」と期待され、瞬く間にスターダムを駆け上がったKAT-TUN。しかし、赤西仁、田中聖、田口淳之介の相次ぐ脱退という苦難を乗り越え、亀梨、上田竜也、中丸雄一の3人で活動を続けてきました。10周年、そして20周年という未来を信じ、応援し続けてきたファンにとっては、今回の解散はあまりにも受け入れ難い現実でしょう。
KAT-TUNのメンバー
解散の引き金：中丸雄一のスキャンダルと活動休止の影響
解散の背景には、様々な要因が絡み合っていると考えられています。かねてから噂されていた亀梨の退社に加え、2024年8月に発覚した中丸の女子大生とのアパホテル密会スキャンダル、そしてそれに伴う活動休止は、グループ活動に大きな影を落としました。SNS上では、中丸の行動が解散の決定的な要因になったのではないかという憶測が広がり、「中丸のせい」「亀梨と上田がかわいそう」といった批判の声も上がっています。
著名な芸能評論家である山田太郎氏（仮名）は、「グループ内での亀梨の影響力は大きく、彼の退社は他のメンバーにも少なからず影響を与えたでしょう。さらに中丸のスキャンダルが追い打ちをかけ、グループとしての方向性を見失ってしまった可能性は否定できません」と分析しています。
それぞれの未来：亀梨は退社、中丸と上田は残留
亀梨はジャニーズ事務所傘下のSTARTO ENTERTAINMENTを退社する一方、中丸と上田は残留を決断。上田は舞台を中心に活躍の場を広げており、堂本光一の『Endless SHOCK』への出演など、着実にキャリアを積んでいます。一方、中丸はテレビを中心に活動してきましたが、今後の活動についてはまだ不透明な部分が多いのが現状です。
ファンの声：悲しみ、怒り、そして未来への期待
突然の解散発表に、ファンの間には悲しみ、怒り、そして戸惑いが入り混じっています。「20周年を楽しみにしていたのに…」「3人のKAT-TUNが好きだった」「今後の活動が心配」といった声がSNS上で飛び交い、解散に対する複雑な心境が露わになっています。
しかし、一方で「それぞれの道で頑張ってほしい」「これからも応援し続ける」といった温かいメッセージも多く見られ、長年KAT-TUNを支えてきたファンの深い愛情が感じられます。20年間、様々な困難を乗り越えてきたKAT-TUN。彼らの新たな旅立ちに、エールを送りたいと思います。
