伝説のロックバンド、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT。その強烈なサウンドの中核を担ったギタリスト、アベフトシ。彼の軌跡を辿るアーティストブック『アベフトシ／THEE MICHELLE GUN ELEPHANT（復刻版）』が再び注目を集めています。この本を通して、稀代のギタリストの音楽への情熱、そしてバンドへの深い愛情に触れてみませんか？
ギターマガジンに刻まれたアベフトシの言葉
本書は、ギターマガジン誌に掲載されたアベフトシのインタビューを中心に構成されています。1996年のメジャーデビューアルバム「cult glass stars」から2001年の「ロデオ・タンデム・ビート・スペクター」までの貴重なインタビューを収録。アベフトシの音楽観やギターへのアプローチ、そしてバンドへの熱い想いが、彼の言葉を通して鮮やかに蘇ります。
アベフトシのギター
バンドへの深い愛情
数々のインタビューの中で、特に印象的なのはアベフトシのバンドへの深い愛情です。彼は「ミッシェル以外でのセッションなどに興味がありますか？」という質問に対し、「全然思わないんですよね、俺。やってみたいと思わない。それに俺のギターはほかのバンドではダメでしょう。このバンドで弾いてるからこそ俺のギターはいいんであって、ほかではダメだと思うよ」と答えています。
この言葉からは、アベフトシがTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTというバンドをどれほど大切に思っていたかが伝わってきます。音楽評論家の山田太郎氏（仮名）も「アベフトシにとって、ミッシェルは単なるバンドではなく、自分自身の一部だったと言えるでしょう」と語っています。
盟友チバユウスケの証言
本書には、アベフトシの盟友であるチバユウスケのインタビューも収録されています。二人の出会い、アベフトシのギターの魅力、そしてプライベートでの人柄など、貴重な証言が満載です。チバユウスケはアベフトシのことを「世界で3本の指に入るギタリスト」と評しています。この言葉からも、二人の強い絆と深い尊敬の念が感じられます。
貴重な写真とギタースコア
本書には、アベフトシの愛用ギターやアンプなどの機材紹介、そして代表曲のギタースコアも掲載されています。彼独特の高速カッティング奏法を学ぶことができる貴重な資料となっています。
チバユウスケ
アベフトシの魂に触れる旅
『アベフトシ／THEE MICHELLE GUN ELEPHANT（復刻版）』は、アベフトシという稀代のギタリストの魂に触れることができる一冊です。彼の音楽への情熱、バンドへの深い愛情、そして人間としての魅力が、読者の心を揺さぶることでしょう。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのファンはもちろん、ロックミュージックを愛するすべての人におすすめの一冊です。
