「台湾独立を支持しない」の文言を削除 米国務省HP、中国の反発必至


【比較してみる】中国と台湾の軍事力

更新された文書は中台問題に関し、「威圧を伴わない、両岸の人々が受け入れ可能な形での平和的手段による解決を期待する」とし、「平和的手段による解決を期待する」としていたバイデン前政権期よりも踏み込んだ表現となった。

一方で、前政権と同様に「米国には長年にわたる『一つの中国』政策がある」とし、中台どちらからのものでも「一方的な現状変更には反対する」との立場も堅持した。

台湾の国際機関参加では、「ふさわしい場合には加盟を含め、国際機関への台湾の有意義な参加を支持する」とし、国家であることを要件としない国際機関への加盟を支持するなどとしていた従来の表現を改めた。

国務省はバイデン政権下の2022年にも一時、ファクトシートから「台湾独立を支持しない」との文言を削除し、中国との関係が緊張した経緯がある。



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