公明党の斉藤代表は20日の党会合で、来年度予算案の審議について「1つ大きな障壁になっていることについて自民党で取り除く努力をしてほしい」と注文をつけた。
衆議院予算委員会で旧安倍派の会計責任者の参考人招致をめぐり予算案の審議が中断していることを念頭に置いた発言とみられる。
また予算案の成立をめぐる自民・公明両党と日本維新の会や国民民主党などとの与野党協議について「野党にも財源について責任ある議論をしていただきたい」と指摘しつつ、石破首相に対しても「大きな政治決断、リーダーシップを発揮してほしい」と求めた。
年収103万円の壁引き上げをめぐる協議で公明党は、自民党が国民民主党に示した所得制限をかけ低所得層に限り引き上げる案に対し異論を唱えている。
フジテレビ,政治部