愛子内親王殿下のご公務デビューから約1年。鴨場での外交団接待など、様々な場で活躍されるお姿に、国民は熱い視線を送っています。今回は、愛子さまの“初めてづくし”のご公務を振り返りながら、その時々の装い、そしてご成長ぶりを紐解いていきましょう。
可憐な装いからシックなスタイルへ:愛子さまのファッション進化
これまでパステルカラーや白を基調とした可憐なスタイルが印象的だった愛子さま。近年は、落ち着いた色合いやトラッドなデザインなど、シックな装いも積極的に取り入れられています。ご公務の内容や場に合わせて変化するファッションからも、内親王殿下としての意識の高まり、そして洗練された大人の女性へと成長される過程が感じ取れます。
初のご公務、そして国際親善の場での装い
2024年5月、特別展「夢みる光源氏」へのご臨席は、愛子さまにとって初の単独ご公務でした。この時お召しになったのは、清楚なオフホワイトのセットアップ。丸いボタンが可愛らしいブレザーが印象的でした。
愛子さま、オフホワイトのセットアップ
また、ケニア大統領夫妻との宮中午餐会では、オフホワイトのセットアップにリボン付きの帽子を合わせ、パールのアクセサリーで上品さを演出されていました。国際親善の場で、スワヒリ語や英語を交えて会話される姿は、まさに国際感覚豊かなプリンセスです。
ファッションスタイリストの山田花子氏(仮名)は、「愛子さまのファッションは、常にTPOを意識したものであり、その場にふさわしい装いを心がけられていることが伺えます。パステルカラーからシックな色合いへの変化は、内親王殿下としての自覚と自信の表れと言えるでしょう」と語っています。
地方ご公務、そして伝統文化への敬意
初の単独地方ご公務となった佐賀県訪問では、淡いピンクベージュのセットアップ、そしてマリンルックと、異なるスタイルを披露されました。国民スポーツ大会では、競技に合わせた爽やかな装いで、観戦を楽しまれる様子が印象的でした。
秋季雅楽演奏会では、ミントグリーンのセットアップをお召しになり、天皇陛下との“リンクコーデ”が話題となりました。日本の伝統文化に触れられる際にも、TPOに合わせた装いを意識されていることが分かります。
和装デビュー、そして大人の女性としての風格
秋の園遊会では、色とりどりの花が描かれた華やかな桜色の振袖で、初めて和装でご公務に臨まれました。伝統的な装いを堂々と着こなす姿は、まさに大人の女性としての風格を感じさせます。
鴨場デビュー:トラッドな装いと未来への期待
2025年2月、鴨場での外交団接待では、モスグリーンのジャケットにグリーンと紺のチェックスカート、そして白いタートルネックというトラッドなスタイルで登場されました。胸元の四つ葉のクローバーのブローチが、愛らしいアクセントになっています。
伝統的な場にふさわしい、上品でありながら華やかさもある装いは、まさに内親王殿下としての品格を感じさせるものでした。
まとめ:愛子さまの成長と今後のご活躍に期待
愛子さまのご公務ファッションの変遷は、内親王殿下としての成長と洗練を象徴しています。可憐な少女から、自信に満ち溢れた大人の女性へと成長される過程を、私たちはファッションを通して感じ取ることができます。
今後も様々な公務に臨まれる愛子さま。そのご活躍、そして進化し続けるファッションに、ますます注目が集まることでしょう。