日本列島を覆っていた寒波は、3連休終盤にかけてピークを迎えます。22日(土)から24日(月)の3連休は、中国地方を中心に大雪への警戒が必要です。特に山陰地方では記録的な積雪となる可能性も。交通機関への影響も懸念されるため、最新の情報を確認し、無理のない行動を心がけましょう。連休明けには一転して気温が上昇する予報。この寒暖差にも注意が必要です。
3連休の天気:二度の降雪ピークに警戒を!
3連休の中国地方は、二度の降雪ピークに警戒が必要です。
第1波:22日(土)昼前から
22日(土)昼前から、日本海で発生した雪雲の帯が山陰地方へ南下。山陰、山陽北部を中心に降雪が強まり、視界不良となる時間帯も予想されます。気象予報士の山田花子さん(仮名)は「特に山間部では大雪となる恐れがあるため、不要不急の外出は控えるべきでしょう」と警鐘を鳴らします。
22日(土)の天気図
23日(日)は一時的に雪が弱まるものの、油断は禁物です。
第2波:24日(月)明け方から
24日(月)明け方、再び雪雲の帯が山陰地方に流れ込み、山陰、山陽北部を中心に激しい雪が予想されます。平野部でも積雪がさらに増え、交通への影響は避けられない見込みです。「24日(月)は移動を極力控え、安全を最優先に行動してください」と山田さんは注意を促します。72時間降雪量は、山陰沿岸部で40cm以上、鳥取県東部では100cmを超えるところも。
24日(月)の天気図
連休明けは春の陽気に!寒暖差に注意
3連休中は厳しい寒さが続くものの、25日(火)以降は一転して気温が上昇。25日(火)は中国地方各地で晴天となり、最高気温は10℃前後まで上がるでしょう。日中の日差しは春の暖かさを感じさせますが、朝晩は冷え込みが厳しく、路面の凍結にも注意が必要です。
気温変化のグラフ
26日(水)~27日(木)も晴天が続く見込みですが、スギ花粉の飛散開始時期と重なるため、花粉症の方は対策を万全に。28日(金)は気圧の谷の影響で、瀬戸内側を中心に雨が降る可能性があります。
大雪時の運転ポイント
大雪時の運転は、安全第一を心がけましょう。
スタッドレスタイヤの装着、タイヤチェーンの準備は必須です。出発前にバッテリーやブレーキの状態も確認しておきましょう。
雪道運転のイメージ
走行中は、こまめな情報収集を怠らず、車間距離を十分に確保。橋の上やトンネルの出入り口は路面凍結の危険性が高いため、特に注意が必要です。また、雪のない場所でも凍結している可能性があるため、速度を控えめに、安全運転を心がけてください。
気象情報、交通情報を確認し、安全な3連休をお過ごしください。