中学受験後こそ重要!入学準備と賢い塾活用の秘訣

中学受験、お疲れ様でした!合格の喜びも束の間、入学準備に頭を悩ませている保護者の方も多いのではないでしょうか。今回は、人気学習塾VAMOS代表の富永雄輔先生に、中学入学までの過ごし方、特に塾活用についてお話を伺いました。jp24h.comがお届けする、お子様の輝く未来へのヒントが詰まった記事です。

中学学習のスタートダッシュ、成功の鍵は「連続性」

中学の学習は、小学校とは全くの別物。数学や英語など、新しい科目が加わり、難易度も格段に上がります。国語で言えば、小学校では触れなかった古典や漢文、複雑な論説文が登場します。難関校、中堅校、公立、私立に関わらず、全ての中学生が同じスタートラインに立つのです。

ここで重要なのが「連続性」。例えば、中学1年生で学ぶ正負の数は、高校数学の微積分の基礎となります。英語のbe動詞も、仮定法など高度な文法を理解する上で欠かせません。中学で学ぶ内容は、高校、大学受験へと繋がる重要な土台となるのです。

中学入学準備イメージ中学入学準備イメージ

入学までの過ごし方、勉強は継続が命!

中学受験を終え、「やっと合格したのだから、入学まではゆっくり休ませてあげたい」という気持ちは当然です。しかし、学習の「連続性」を保つためには、1時間程度でも良いので、勉強習慣を継続することが大切です。

教育評論家の山田先生(仮名)も、「中学入学までの期間は、小学校で学んだ内容を復習し、中学の学習内容にスムーズに移行するための準備期間として有効活用すべきです」と述べています。

難関校合格者の多くが選ぶ、塾活用のメリット

実は、難関校に合格した生徒の多くが、入学後すぐに学習塾に通い始めます。例えば、御三家合格者の間では、鉄緑会という塾が人気です。「桜蔭中学に通っていた当時、クラスメートのほとんどが鉄緑会に通っていました。放課後も、まるで桜蔭の授業の延長のように、鉄緑会で一緒に勉強していました」という卒業生の声もあるほどです。

「せっかく難関校に合格したのに、また塾?」と思われるかもしれません。しかし、これは保護者にとって合理的な選択と言えるでしょう。難関校合格はゴールではなく、通過点。大学受験を見据え、計画的に学習を進める上で、塾は心強い味方となります。

週1~2回、3時間程度の学習時間を確保することで、中学受験で培った学習習慣を維持し、将来必ず訪れる「中だるみ」の時期を乗り越えるための準備をするのです。

鉄緑会には指定校制度があり、開成、桜蔭、筑駒など、難関校の生徒を対象としています。これは、難関校の生徒特有の学習ニーズに対応した指導を提供している証と言えるでしょう。

塾で学ぶ中学生イメージ塾で学ぶ中学生イメージ

中学入学準備、成功への道筋

中学入学までの期間は、お子様にとって新たなスタートを切るための大切な準備期間です。学習習慣を継続し、必要に応じて塾を活用することで、スムーズな中学生活のスタートダッシュを切ることができるでしょう。

今回ご紹介した内容は、あくまで一つの例です。お子様一人ひとりの個性や学習状況に合わせて、最適な学習プランを立てることが大切です。

まとめ

中学入学は、新たな学びの冒険の始まりです。しっかりと準備を整え、自信を持って中学校生活をスタートさせましょう!