【ベルリン、ブリュッセル共同】トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が会談し口論になった2月28日、欧州各国はX(旧ツイッター)でウクライナへの連帯を示した。欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長もゼレンスキー氏に「強くあれ、勇敢であれ、恐れるな」と呼びかけ、「公正で永続的な平和のために協力する」と強調した。
EUの外相に当たるカラス外交安全保障上級代表は「自由世界には(トランプ氏に代わる)新たなリーダーが必要であることが明らかになった。この難局に立ち向かうのは、われわれ欧州人だ」と投稿した。
ドイツのベーアボック外相は「ウクライナは一人ではない」とし、ポーランドのトゥスク首相や、リトアニアのナウセーダ大統領も「あなたは一人ではない」と書き込んだ。
ドイツのショルツ首相は「ドイツや欧州を頼りにできる」と投稿。総選挙を経て次期首相就任が確実視されるメルツ氏も「侵略者と被害者を混同してはいけない」とした。
エストニアのミッハル首相やラトビアのリンケービッチ大統領も連帯を示した。