260万円の奇跡!ゴミの山から医療費を救出した清掃員たちの感動ストーリー

世宗市で起きた心温まる出来事をご紹介します。誤ってゴミ袋に260万円もの大金を捨ててしまった男性。絶望の淵に立たされた彼を救ったのは、7人の清掃員たちの献身的な努力でした。まるで奇跡のようなこの出来事、その詳細をぜひご覧ください。

捨てられた260万円! 息子の医療費がゴミの行方不明に

60代の男性Aさんは、息子の医療費として貯めていた260万円を誤ってゴミ袋に入れて捨ててしまったことに気づき、世宗市役所に助けを求めました。Aさんのマンションでは、クリーンネットという特殊なゴミ処理システムが採用されており、ゴミは地下の管路を通って集荷場へ、そして焼却場へと運ばれます。

Aさんの通報を受けた市職員はすぐにマンションへ駆けつけましたが、時すでに遅し。ゴミはすでに焼却場へ運ばれた後でした。24トンものゴミの山から、たった260万円を探し出すことは至難の業。Aさんは絶望に打ちひしがれました。

alt 世宗市のクリーンネットシステムの模式図。ゴミは地下のパイプを通って集荷場へ、そして焼却場へと運ばれます。alt 世宗市のクリーンネットシステムの模式図。ゴミは地下のパイプを通って集荷場へ、そして焼却場へと運ばれます。

諦めない!清掃員たちの6時間に及ぶ捜索劇

しかし、Aさんの「息子の手術費用なんです…」という言葉を聞いた清掃員7人は、諦めずにゴミの山を探し始めることを決意しました。24トンものゴミ、それはまさに砂浜で針を探すような作業。

alt 世宗市の焼却場で、Aさんが誤って捨ててしまった260万円を探す清掃員たち。alt 世宗市の焼却場で、Aさんが誤って捨ててしまった260万円を探す清掃員たち。

そして奇跡が!180万円の発見とAさんの感謝

寒風吹き荒れる中、6時間に及ぶ捜索の末、ついに奇跡が起こりました!清掃員の一人が5万ウォン札を発見、その後も次々と1万ウォン札が見つかり、最終的に180万円以上ものお金が回収されたのです。

Aさんは世宗市の掲示板に感謝のメッセージを投稿。「お金では買えない無限の感謝の気持ちでいっぱいです」と清掃員たちの献身的な行動に深く感謝しました。

善意の輪が広がる。清掃員たちの行動が地域社会を繋ぐ

この出来事は、単なるお金の回収にとどまらず、地域社会の温かさ、人と人との繋がりを改めて感じさせる感動的なストーリーとして、多くの人々の心を打ちました。